最初の有毒ミルク事件被害者、11ヶ月女児死亡=中国・湖北省

【大紀元日本12月8日】メラミンを含有する粉ミルクを摂食し、腎臓結石に罹った事件を最初に中国湖北省で公に報道された女児は死亡していたことがこのほど明らかになった。女児はわずか11か月。家族は「三鹿ミルク」を飲ませたことを悔やんでいる。

湖北省「楚天都市報」によると、死亡した女児は生まれてから「三鹿ミルク」を飲み続けている。今年の8月16日、8か月になった女児は突然腎臓結石を宣告されて、武漢市で手術を受け、20数日後に退院したという。

12月1日、女児は再び湖北省麻城市人民医院で超音波の検査を受けた。患者の右側の腎臓にもう1つの結石が残っていることが初めて分かり、同月4日午後4時、女児は死亡した。

家族は娘に「三鹿ミルク」を飲ませたことを悔やんでいる。女児の治療に関与した地元病院は同件の死亡原因について、明確な結論は行っていない。

(翻訳編集・余靜)