国内の洪水災害より、モロッコ地震の報道に「ご執心」な中国メディア
最近、中国を次々に襲った台風の影響は最南部の広西チワン族自治区にまで及んでおり、各地で深刻な洪水や土砂崩れを引き起こした。
同自治区の玉林市博白県などでは「20年に1度」といわれる大規模な洪水に見舞われた。玉林市の気象台は11日、集中豪雨について最も深刻なレベルの「赤色警報」を発令。これまでわかっているだけで少なくとも7人が死亡したとされるが、多くの人が行方不明となっていることから、犠牲者が今後どこまで増えるか不明である。
10日から11日にかけて、中国版ティックトック「抖音(ドウイン)」へは、被災民による「玉林市の博白県では、2階まで浸水した。しかし、救助隊の姿は一向に見られない」など救助要請の投稿が相次いだ。
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