近年、中国のライブ配信業界では、配信者が夜を徹しての長時間配信を重ねた結果、急死するケースが後を絶たない。今月10日、河南省の大学三年生が5夜連続の徹夜配信を行った後、急死した。イメージ画像、自撮りする北京の若者たち。 (Andrea Verdelli/Getty Images)

「徹夜が5夜連続」 卒業要件の仕事で、ライブ配信を行った大学生が急死=中国

失業率が過去最高であり、すでに最悪といわれる中国。以前まで公表されていた失業率の数字は、現在では当局によって「非公開」となっている。

とくに若い世代では、実質的に「2人に1人が無職」といわれており、大学生も「卒業すれば失業」という厳しい現実にさらされている。

そのようななか、中国では、多くの若者が生活のために長時間のライブ配信に身を投じた結果、心身を擦り減らされて急死する悲劇が時折報道されている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済が不振にあえぐ中、習近平は米国とのハイテク競争に突き進んでいる。英独メディアは、その姿をソ連末期の宇宙競争になぞらえ、経済をさらに圧迫する危うい賭けだと指摘
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは
中共は外資誘致に向けた新措置を打ち出したが、対中直接投資の減少は続いている。4月に公表した「産業チェーン・サプライチェーン安全規定」が外資企業の警戒感を強め、撤退を加速させているという
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている