2024年1月14日、北京の空に未確認飛行物体が現れた(左)。同じ日、陝西省銅川市の空にも「黒い煙の輪」が確認された(右)。SNS投稿動画よりスクリーンショット。

北京の空に未確認飛行物体 陝西省では「巨大な黒煙の輪」が出現=中国

2024年1月14日、北京の空に未確認飛行物体の「光の塊」が現れた。同じ日、陝西省銅川市の空でも「黒い煙の輪」が確認された。

北京の空に現れた未確認飛行物体について、現地の市民は「なにか移動する雲状の物体のようだった」「正体不明の光の塊は、飛んでるうちに消えた」などとSNSに投稿している。

なかには「北京の通州北苑地下鉄駅付近で、18時13分に目撃されたこの霧状の光の塊は、西から東に向かって飛行していた。その周囲には光の輪もあった。音はなく、光の塊は、ゆっくりと3つの光の球に分散した」という目撃証言までも。

北京の空に現れた「光の塊」の正体については、今のところ不明だ。

(2024年1月14日、北京の空に現れた「光の塊」)

 

同じ日、陝西省の空にも異変が見られた。ネットに流れている動画によると、陝西省銅川市にある村「瑤曲鎮杏樹坪村」の上空に、巨大な「黒い煙の輪」が出現した。

現地の村民は、その様子を撮影しながら「あれは一体、何だ?」と驚きを隠せない様子だった。

黒い輪の正体について、桐川市当局は中国メディア「紅星新聞」の取材に対して「原因は、今のところ分からない。14日午後4時半現在(航空関連の)事故の報告はない」と回答している。

現地政府の職員によると「煙の輪は、出現後まもなくして消えた」という。

 

(2024年1月14日、陝西省銅川市の空に現れた「黒い煙の輪」のようなもの)

関連記事
このほど、雲南省の街中で、交通警察が走る車を止めるために、「当り屋まがい」なことをしたことがわかった。
元第8空軍司令官のE・G・バック・シューラー氏は、「Defense post」に掲載された最近の記事で、米国の自動車メーカーにガソリン車の販売を中止させ、電気自動車(EV)への切り替えを強制することを目的としたEPAの新しい排ガス規制は、米国を中国の言いなりにするだろう」と警告した。
2024年5月1日~3日、中国湖北省随州市の数千人の住民は政府による「葬儀改革政策」の廃止を求めて街に出た。
2024年5月8日夕方、中国河南省信陽市で小学生41人が学校で夕食を摂った後に嘔吐と下痢などの食中毒を疑う症状が現れたことがわかった。
2024年5月9日、「小学校2年の息子が学校の昼休み時間に異常な死に方を遂げた、学校に説明を求めるも現地公安によって殴打された」と訴える母親の動画や画像が中国のネット上で検閲に遭っている。(母親が発信した動画より)