官製メディア「紅山晩報」の誤報動画の画面(左)と、略奪された白菜畑の様子、および畑主が被害を訴える投稿(右)。(スクリーンショット)
「無料で刈れる」と虚報 党系新聞が火種をまき、当局は動かず

白菜畑が集団略奪被害 公式メディアの誤報が引き金=中国・内モンゴル【動画あり】

中国・内モンゴル自治区赤峰(せきほう)市で、官製メディア「紅山晩報」が「無料で白菜を刈れる」と報じたことをきっかけに、数百人が畑に押し寄せ、収穫前の白菜を奪い去る事件が起きた。被害はおよそ400畝(約4万平方メートル)、損失は100万元(約2100万円)にのぼる。

このメディアは短い動画をSNSに投稿し「無料で掘れるジャガイモに続き、今度は無料で白菜を刈れる」と紹介。畑の住所まで公開していた。

その結果、車で集まった人々が包丁や袋を手に畑へなだれ込み、次々と白菜を切り取り、わずか2日で畑は一掃された。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…
「大学生が何を見たか全部わかる」。そんな監視システムの説明書が中国で公開された。若者たちが自分の頭で考えることを、当局は恐れているのである
米国の報告書は、中国で拘束されていない法輪功学習者にも採血や健康診断が求められていると指摘