中露軍機が日韓周辺で同時行動 韓国KADIZに9機 日本周辺でも共同飛行
中国共産党(中共)とロシアの軍用機が12月9日、同日に日本と韓国の周辺空域で活動し、両国は戦闘機を緊急発進させた。行動範囲は日本海から東シナ海、太平洋、さらに韓国の防空識別圏まで広がり、中露両軍が東アジアで協調して軍事的存在感を示した形となった。
韓国軍によると、午前10時ごろ、中共軍機2機とロシア軍機7機の計9機が韓国東部と南部の防空識別圏に進入した。爆撃機や戦闘機が含まれており、韓国空軍は戦闘機を緊急発進させて警戒に当たった。航空機は約1時間滞在した後、圏外へ離脱した。
飛行経路は複数の敏感海域に及び、ロシア軍機は竹島周辺の防識圏に接近したほか、中共軍機は離於島付近を飛行した。最終的に両国機は対馬付近で合流し、区域外へ抜けた。韓国の聯合ニュースは、これらの航空機の一部が中露の合同訓練に参加していたとみられると報じた。
関連記事
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している
現在の日本の情報収集力は「欠陥商品」なのか? 航空自衛隊幕僚長と情報本部長を歴任した外薗健一朗氏が、日本版CIAとも言える「対外情報機関」の創設やスパイ防止法の必要性を解説。自国を守るための新たなインテリジェンス戦略に迫る
米国のNATO離脱という可能性が現実味を帯びる中、欧州の指導者たちは、米国の支援を得られない状況で自国軍がどこまで戦えるのか、その真価を問い直している
小泉進次郎防衛大臣は4日、ジャカルタでインドネシア国防大臣シャフリー・シャムスディンと防衛協力協定に署名した。同協定では、人員交流、教育・訓練、防衛産業、共同訓練、災害対応など幅広い分野における両国の防衛協力の枠組みを定めている
インド太平洋地域における中共の膨張する軍事的野心に対抗するため、米国は長年にわたりアジア太平洋の同盟国に対して協力の強化・拡大を求めてきたが、今年ついにその成果が結実した。