ドナルド・トランプ米大統領は、2026年4月24日、メリーランド州アンドリュース統合基地でエアフォースワンに搭乗した(Kent Nishimura/AFP via Getty Images)

米大統領の移動手段240年の変遷 馬車から「エアフォースワン」 進化する警護体制

アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンから現大統領のトランプ氏に至るまで、アメリカ大統領の移動手段は大きく変化してきた。馬車から自動車、専用機、装甲車まで、240年にわたる大統領専用の乗り物の歴史を振り返る。

1789年、初代大統領に就任したワシントンは、ニューヨークで行われた就任式に向かうため、まずニュージャージー州まで馬で移動した。その後、就任当日には馬車に乗ってニューヨーク市内へ入った。しかし、式典終了後は街路があまりにも混雑していたため、馬車を降り、徒歩で大統領官邸へ戻ったという。

南北戦争期のリンカーン大統領は、ホワイトハウスと郊外の住居の間を一人で馬に乗って往復することが多かった。後に妻メアリーが安全を懸念し、兵士による随行警護を求めたことで、警備体制を強化した。

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