【大紀元日本3月17日】福岡の中心部天神において一部の有志者による支援物資の預かりと一括発送が行われた。缶詰、ドライフーズ、ラジオ、生理用品、おむつ、服、カイロなど、協力おねがいのメールを受け、一日にして道にあふれるほどの物資が集まった。しかし、あまりにも多くなったので、打ち止めとなった。これ以降、福岡県福祉総務課で3月14日8時30分からの受付開始となった。

しかし、まだ、被災地の受け入れ態勢が整っておらず、必ず、電話で連絡してから持込むようにということになった。必要に応じて適宜発送するそうだ。被災地の生活道路の復興が一日も早く望まれる。

「あすみん」と呼ばれるボランティア交流センターにも、被災地でのボランティア活動の希望者の問い合わせが殺到。被災地でのボランティア受け入れ態勢が整っておらず、引き続き余震の恐れもあり、現時点ではまだ人命救助の段階で、ボランティア活動は難しい状況だ。被災地での状況については、福岡市社会福祉協議会とも連携を取り、ボランティアの受け入れが出来次第、あすみんホームページなどで随時知らせるとのことだ。

遠く離れた福岡市民も、今回の地震による犠牲者のことを思っている。

(文・篠原)