ロシア空軍機、グアム沖の米国領空に接近飛行

2007年08月12日 08時34分
 【大紀元日本8月12日】BBCの報道によると,ロシア軍機がこのほど太平洋グアム島沖の領空に接近飛行し、米軍機のスクランブルを受けた。ロシア軍スポークスマンのアンドロサフ少佐によると、今回米軍のグアム島基地に接近したのは、ロシア空軍のツポロフ160爆撃機2機で、両軍飛行士とも上空で「挨拶」を交わしたという。

 記者によると、現在クレムリン当局が強腰外交を展開しているため、冷戦終結以来の再現ではないかと憶測を呼んでいるという。BBCの外交部記者は、ここ数週間において、ロシア軍は大規模な演習を展開しているため、今回の飛行行動は、この演習の一環ではないかと見ている。

 アンドロサフ少佐によると、ロシアの極東軍は、今まさに軍事演習の最中であり、今回の爆撃機二機は、極東地区から飛来したもので、共に13時間を飛行したという。アンドロサフ少佐は記者会見上で、「ロシア軍の長距離爆撃機が太平洋を飛行する際には、米軍空母や米軍飛行員と挨拶を交わすのが、冷戦以来の伝統だ」と明かした。

 さらに続けて、「8日は、この伝統を再現した。ロシア軍の若い飛行士は、グアム海域を飛行した」「演習の成果は上々だ。ロシア軍機は、米空母から飛来する戦闘機と挨拶を交わした」と演習の首尾が上々であるとした。

 冷戦時期には、ロシア空軍機は度々長距離飛行をし、北大西洋条約機構や米国の領空に接近飛行を繰り返し脅かしてきた。今回のロシア軍機は、いずれも誘導ミサイルを装備しての「実戦モード」で、攻撃能力を有していたという。

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