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欧州企業が台湾にヘリ輸出 沈黙する中国

 【大紀元日本2月16日】5日、台湾空軍が欧州のヘリコプター3機を購入することが決まった、と台湾の国防部が発表した。

 台湾空軍が購入するのは、ユーロコプター社のEC225ヘリコプターで、1億1千1百万ドル(99億8千5百万円)相当。契約は昨年12月に交わされていた。ユーロコプターは、フランス、ドイツ、スペインにまたがるEADSグループの子会社。

 ユーロコプター社は、台湾国防部の発表を受け、当該のヘリコプターは探索や救助に使われるもので、軍事用ではなく民事用であると声明を発表している。しかし、専門家は、警察や沿岸警備隊でなく、空軍が発注していることに注目している。台湾の軍部が欧州から機器を購入するのは、1990年代の初期にフランスがラファイエット級フリゲートと戦闘機ミラージュ2000を輸出して以来初めてのこと。

 実入りの良い中国との商業取引を優先し、台湾への機器輸出を控えていた欧州の状況を一変させる動きとして注目を集めている。

 Taiwanmilitary.org掲載の3日付け国防ニュースで、ウェンデル・ミニック(Wendell Minnick)氏は、今回の発表に関して、米国による6・3億ドル相当の台湾への武器輸出に対する反応とは対照的に、今回のニュースに対して中国が沈黙していること、さらに、天安門事件以来、中国への武器輸出を禁止してきた欧州の首脳らがこの制裁措置を解除しようとする中で、なぜ中国を刺激するように台湾にヘリコプターを輸出するのかなど、腑に落ちない点があると指摘している。

(編集・鶴田)


 (10/02/16 09:33)  





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