印刷版   

米ボストン美術館(Boston Museum of Art)に展示中の「エジプト10号墓の秘密」の中にある人形模型(徐明/大紀元)

4千年前の生活を再現、エジプト10号墓からの発掘品

 【大紀元日本4月12日】昨年10月からボストン美術館で展示が開始され、今年の6月27日まで開催される「エジプト10号A墓の秘密(The Secrets of Tomb 10A)」の展示品は1915年より発掘された品々である。「エジプト10号A墓」は4千年前にエジプト王朝の総督Djeutynakhtsの墓で、考古学者によると、この墓は窃盗された形跡はあるが、現在までに集めた発掘品からも当時の生活を覗くことができる。

 長さと幅は共に約3・82メートルの小さい墓室の中に5つの棺が置かれており、総督の棺おけは二層になっており、夫人のは三層になっている。室内には「あの世」へ渡る為と見られる形の異なった56隻の木製の小舟が備えられている。さらに、農民、大工、布織り職人、レンガ、パン、酒造および付き人とみられる36個の木製人形や来世に使用されるとみられる着物、食物などで部屋をいっぱいにしている。このことから、エジプト人は輪廻転生を信じていることが分かった。古代エジプト人は神秘的な法術を用い、自分の来世の安定した生活を確保しているとみられる。

「エジプト10号墓」から発掘された農民と田を耕す牛の人形(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された木製小舟(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された宮仕えの女性(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された木製の農具「鋤」(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された枕(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された容器と蓋(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘されたパンを作る人、酒を作る人。4千年前からか既に豊かな生活をしている。(徐明/大紀元)

「エジプト10号墓」から発掘された鏡。中国や日本の昔の鏡と変わらない。(徐明/大紀元)

(翻訳編集・豊山)

 (10/04/12 05:00)  





■関連文章
  • 「三星堆」に匹敵 四千年前の「大都市」、四川省で発見 2ヶ月後ダムの底へ(10/04/04)
  • 2千年前の墓から最古の「義足」発見=新疆・トルファン(10/03/25)
  • 「アジアの文化が世界をリード」=韓国芸術文化団体元会長(10/02/27)
  • 【フォトニュース】ツタンカーメンは「虚弱な若き王」 死因は病死と判明(10/02/18)
  • ピラミッドの労働者は奴隷ではなかった=エジプト発掘隊発見(10/01/12)
  • 「土葬の墓」を掘り起こす当局 抗議する村民を弾圧=広東省(10/01/07)
  • 結婚の前と後(09/09/29)
  • 【フォトニュース】ユネスコ事務局長にブルガリア元外相(09/09/25)
  • お店にならぶ色とりどりのブリキのランプ=エジプト(09/08/18)
  • 世界で最も細菌の多い観光スポット、トップ5(09/07/24)
  • エジプト・カイロで「禁煙の日」キャンペーン、巨大なタバコのオブジェ(09/05/17)
  • 色鮮やかなミイラ発掘=エジプト(09/04/19)
  • 黒竜江省ハルビン:1平方メートル3万元の豪華なお墓(09/04/07)
  • イスラエル駐日大使、ハマスを糾弾(09/01/22)
  • エジプト女児、鳥インフルに感染(09/01/14)