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地震の翌日、澄み切った「仙鵞泉」のほとりで野菜や衣類を洗う村民

地震に反応して濁る泉=中国

 【大紀元日本4月23日】

すべての地震に反応する仙鵞泉 東日本大震災も

 中国広東省の竜門県に、地震が起きると濁るという不思議な泉がある。3月11日に起きた東日本大地震の時にも、澄みきっていた泉水が突然濁り、澄み始めたのは数時間後だった。その時、野菜を洗っていた村の羅さんは、泉の濁りについて、原因が分からなかったという。

 泉の名前は、「仙鵞泉」。ここの水は近くに住む村民の毎日の生活用水であり、大部分の農作物の灌漑水源でもある。村民は昔からこの泉のそばで野菜や道具などを洗ってきた。飲用水は仙鵞泉から約2メートルの所にある別の井戸から汲み上げている。村の年寄りも、泉がいつ発見されたかを知らず、生まれた時からもうここに泉があったと述べている。

 仙鵞泉は竜門県にあり、南崑山の平原盆地に位置する。泉は小さな四角形で、口径の縦が1.15メートル、横は1.05メートルである。

 第一発見者で村民の楊世平さんによると、泉水は黄色く濁っていた。他の村民も次々にやって来て、皆とても驚いていたという。

 また、ある村民の話によると、2004年12月にインド洋で発生したM9級の大地震の時、彼らはいつものように泉のそばで野菜を洗っていた。午前8時30分頃、突然黄色の泡が泉から噴き出し、次に大量の黄色の濁った水が湧き出した。彼らは驚き、すぐにその場所から走って離れた。翌日、彼らはインド洋で大地震が発生し、大津波の被害があったことをニュースで知った。あんなに離れた場所で起きた大地震と、泉の濁りに何か関連があるのだろうか?その後、一週間ほど仙鵞泉はずっと濁っていたが、だんだんと澄んでいった。

 2008年5月に起きた四川大地震の時も、泉が濁ったと証言する村人がいる。近くに住む楊景東さんは、地震が発生した日、水を汲みに泉へ行った。水が濁っていることを発見したが、子どものいたずらぐらいに思っていた。その晩ニュースで、四川で大地震があったことを知り、納得した。楊さんによると、その時の泉の色は灰白色で、インド洋大地震の時とは違っていたという。

 1962年に河源市新豊江ダムで起きたM6.2級の「ダム地震」が発生した時も、泉は1週間くらい濁った状態だったという。

 (翻訳編集・盛徳)


 (11/04/23 07:00)  





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  地震  仙鵞泉  変色  


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