米国防総省、自動追尾できる銃弾の開発に成功 「兵士の役割が変わる」

2014年07月14日 19時24分
【大紀元日本7月14日】米国防総省国防高等研究計画局(DARPA)は10日、一度狙ったターゲットを追いかけていく自動追尾の機能を搭載した「EXACTO弾」の開発に成功したと発表、その発射試験の映像をユーチューブで公開した。

 映像には、弾頭が飛翔中にライフルの照準線を外れ、目標に向かって自動的に進路を修正し、弾道が激しく曲がる様子がはっきりと映っている。正確な狙撃を妨げる各種の要因を相殺し、弾頭を目標へ正確に導くことが出来るという。銃弾は一度発射されたらまっすぐ飛んで行くだけというこれまでの常識を覆した。

 同局の発表によると、EXACTO弾は普通の大型ライフルや重機関銃から射撃できる50口径弾であり、ライフルに搭載した特殊な光学システムによって進路誘導が行われる。

 動きまわる目標に対してもっとも有効であるという。また、外部誘導式であるため、銃を持つ人と、弾を誘導する人は別々であることも可能で、兵士の役割を大きく変化させる武器ともいわれている。

 DARPAとその出資会社が2012年1月から共同で開発したもので、早ければ2015年にも実用化される見通しである。

 目標を自動追尾する銃弾「スマートブレット」(Smart Bullet)としては、ロッキード・マーチンが出資する米サンディア国立研究所が2012年にレーザー誘導式プロトタイプの弾頭を開発したが、狙撃手と観的手が発見されやすく、スモークなど光を拡散させる障害物に弱いという欠点が指摘された。

(翻訳編集・叶子)


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