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食べ出したら止まらない 台南府城の特色ある甘いお菓子篇

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台湾の京都と呼ばれる台南は歴史や伝統文化の発祥地。台湾のB級グルメと呼ばれている「小吃」(シャオチー)も台南が発祥地です。種類もたくさんあり、風味の豊かな台南の伝統的なお菓子を食べると、さらにこの町が大好きになるに違いありません。

今回、ご紹介したいのは台南の古くから続くお店です。これらの店ではどんな新しいアイディアが生み出されているのでしょうか? どんな食材が使われ、それらが伝統的なお菓子と融合すると、どんな味が出来上がるのでしょうか? 

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台南の伝統菓子と言えば、「餅(ビン)」からご紹介しなければなりません。台湾の人々が親しい友だちを訪ねる時、常に相手のもてなしの礼として礼餅(リービン)を持っていく習慣があります。

台南市中心部にある老舗のケーキ屋さんは昔は「鴛鴦餅」(こし餡とお餅の二つ層からなる伝統的なお菓子)を作っていましたが、和風っぽい繊細な甘い菓子を経て、今は盆栽ケーキなどが人気で斬新なアイディアで新しい菓子を産み出し活気に満ち溢れています。

「椪餅(ポンビン)」も台南のお土産として有名です。外側のカリカリ、中は空洞で、皮の裏側には黒砂糖が塗ってある「椪餅」はおやつだけではなく、昔、物が乏しい時代に産婦の授乳期の栄養補給食でもあったのです。

当時は外側の皮に穴を開けて生卵を注いでから、ごま油で焼いて食べさせたようです。今でも「椪餅」は、半分に切り、違う食材を載せて朝食として食べられています。「椪餅」は長い歴史を経て、食べ方も異なるご馳走になっているのです。

台南で流行っているカットフルーツ盛り合わせを見たことがあるのでしょうか。その中で一番有名なのは「薑汁番茄」です。薑汁(生姜汁)と番茄(トマト)はあわさり、どんな味でしょうか。台湾でトマトは果物としても捉えている人もおり、台湾南部の人々はトマトをとろみのある醤油、みじん切りの生姜、梅肉の粉末でよく混ぜたソースをつけて食べています。

新鮮なトマト本来のおいしさに、醤油のうま味の効いた塩辛さで、梅の酸味と甘みが生姜の辛さにマッチし、その味わいは格別です。

台南市内の孔子廟の向かい側にあるこの果物屋さんを訪れるお客はフルーツ盛り合わせや、フルーツかき氷などを食べられる他、お店の2階のスペースに展示されてある文物や写真も観覧できます。

ここでは味覚から視覚から、台南に息づく伝統文化、歴史的変遷なども知ることができる憩いの場となっています。

台湾に旅行した際は、台南の伝統お菓子、果物を楽しんでみて下さいね。

――新唐人亜太テレビ局ネットより転載

(翻訳編集・蘇燕)