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食べ方で性格診断?

アイスクリームの食べ方から性格がわかる 専門家が解説

普段、アイスクリームをどのように食べていますか?かじって食べる派でしょうか、それともなめて食べる派?あるいは、少しずつゆっくり食べる派かもしれません。専門家によると、アイスクリームの食べ方には、その人の性格や意思決定スタイルが表れるといわれています。

イギリス紙「デイリー・エクスプレス」の報道によると、アイスクリームメーカー「Nuii」が、アイスクリーム好きの成人2,000人を対象に食べ方について調査を行いました。その結果、およそ3分の2の人が「なめる」と答え、3分の1以上の人が「かじる」と回答しました。

同ブランドのアンバサダーである米国俳優ジェイソン・モモア(Jason Momoa)は、最近のショートムービーでアイスクリームを豪快にかじる姿を披露し、ネット上で話題となりました。

Nuiiのブランドマネージャー、ヘンリー・クレイヴン氏は、「この反響を受けて、私たちはアイスクリームの食べ方と性格の関係性をより深く探ることにしました」と述べ、調査と併せて、より多くの意見を集めるために街頭インタビューも実施したといいます。行動心理学者のジョー・ヘミングス氏によれば、アイスクリームの食べ方には、その人が大胆なのか慎重なのかといった性格傾向が現れる可能性があるとのことです。

彼女は「アイスクリームをかじる人は、恐れを知らず、自信にあふれ、衝動的な傾向があります」と語っています。実際に、調査でも「かじって食べる人」に対し、31%の回答者が「衝動的」、29%が「自信がある」、26%が「恐れ知らず」といった印象を持っていると答えました。

一方、「なめて食べる人」は「几帳面」「リラックスしている」と見なされる傾向があり、忍耐強く、今この瞬間を味わいたいという気持ちを持ち、ロマンチックな性格の持ち主であることが示唆されています。

また、「少しずつ食べる人」は、「慎重」「優しい」「思いやりがある」といった印象を与える一方で、「支配欲が強い」と感じる人もいるようです。

(berni0004 / Shutterstock)

ヘミングス氏はさらに、アイスクリームを好む人の心には「快楽の追求」と「ノスタルジー」があると指摘し、「甘いものが好きで、アイスクリームは感情を整える癒しの食べ物のひとつです」と補足しています。

彼女はまた、「アイスクリームが好きな人は、活発で想像力が豊かで、誕生日パーティーからイースター、クリスマスまで、あらゆるお祝いごとにワクワクする人たちです。彼らにとって、アイスクリームは夏だけの食べ物ではありません」とも語っています。

興味深いことに、調査では3分の2の人が「天気に関係なくアイスクリームを食べたい」と回答しています。

また、アイスクリームを食べるスピードにも性格が表れるとされています。3分の1の回答者が「つい早食いしてしまう」と答えました。

これについて、ヘミングス氏は「こうした人はエネルギッシュで衝動的、情熱的で、せっかちです。すぐにドーパミン(快楽や興奮を伝える神経伝達物質)の刺激を求めがちで、落ち着かず、早食いで自分をなだめている傾向もあります」と分析しています。

一方、ゆっくり食べる人は「はっきりとした目的を持ち、忍耐力もあります。食感や風味、香り、冷たさの心地よさなど、五感を駆使してアイスクリームを味わっています」と述べました。

クレイヴン氏も、「どんな食べ方であっても、ヘミングス氏が指摘した性格傾向には、多くのアイスクリーム愛好家が共感できるはずです。何よりも大切なのは“楽しむこと”です」とコメントしています。

ところで、あなたはどんなときにアイスクリームを食べていますか?

過去の研究では、「朝食にアイスクリームを食べると、判断力や知的パフォーマンスが向上する」との結果も報告されています。これは、アイスクリームが脳波活動を促進するためだと考えられています。次の朝食に、アイスクリームを取り入れてみてはいかがでしょうか?

(翻訳編集 正道 勇)

陳俊村