【大紀元日本7月4日】香港では7月1日、数万人参加のデモ行進が行われた。中国当局が香港の民主を圧制していることに抗議し、香港当局のトップ、特別行政区長官の曾蔭権氏が中国共産党政権(中共)に屈している、などと非難、普通選挙の実施を訴えた。
香港では2003年から毎年7月1日に、大規模な市民デモが行われてきた。主催する民主団体によると、今年の参加者は7万6千人に達するという。一方、香港警察の発表は2万6千人あまりである。
その日の香港は摂氏31度の暑さ、デモ行進は午後3時半から市内のビクトリアパークから出発した。デモ隊の先頭隊列は、巨大な横断幕を掲げ、「民主を還元せよ」などのスローガンを叫び続けた。 | | 就職難の改善を訴える隊列(大紀元) |
 | | 報道自由の旗を持つ女の子(大紀元) |
 | | 報道の自由・独立を訴える若者たち(大紀元) |
一部の参加者の衣服には、「私は奴隷にならない、私は曾蔭権を代表として認めない」などの文言が書かれていた。多くの市民は手製のプラカード、横断幕などを掲げ、曾蔭権・長官が中国当局に迎合していると非難し、中国当局が香港の民主、人権、政治を妨げていることを訴えた。
今年のデモに参加した若者は例年より多いという。ある若者のグループは、報道の自由と独立を強調、マスコミは中共寄りになってはならないことを訴えた。注目するのは、5歳から8歳の子どもたちの隊列もあった。
中国国内から3人の陳情者もデモに参加した。そのうちの一人、謝さんは、「千万元の私財が押収されて30万元しか返してくれなかった。裁判をしようと多くの弁護士に法的支援を依頼したが、誰一人受理する勇気がない。中国の司法体制は完全に腐っている。私たちには生きる道が残されていない」と話した。
民主党の元立法会議員・李柱銘氏、政務司の元トップ陳方安生氏などもデモに参加した。陳方安生氏は、市民が求めている普通選挙について、香港政府は実行するつもりがないと非難した。
香港脱党支援センターのボランティアもデモに参加した。彼らは、中国国内の同胞に対し、早急に中国共産党とその関連組織から離脱するよう呼びかけ、中共が崩壊すれば、中国と香港に真の民主が初めて実現すると強調した。 | | 脱党支援センターのボランティア(大紀元) |
長蛇のデモ隊は約4時間後の午後8時ごろ、終点である香港政府ビル前に到着した。百人あまりが現場に留まり、曾蔭権長官との対話を求めていた。 | | 香港行政府前での抗議集会(大紀元) |
(記者・林怡、梁路思、翻訳編集・叶子)
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