THE EPOCH TIMES

中共「窃国」60年の惨禍、そして再生への希望

2009年09月25日 13時35分
 【大紀元日本9月25日】

 見るに耐えない「祭典」

 中国は10月1日、中国共産党が「国慶節」と称する「建国」60周年の記念日を迎える。

 天文学的な巨費を投じ、国内外の宣伝機関を総動員し、軍や警察および特務機関などによる厳戒態勢のもと、天安門広場でおこなわれようとしているこの祭典はいま異様な空気に包まれて、あたかも北京を「監獄の中の監獄」にしてしまった。

 祭典の目的は、中共政権下のこの60年がいかに「栄光に輝く」ものであったかを自画自賛し、全世界に大宣伝するためである。

 しかし中国の現実は、そのような宣伝でごまかせるものではない。

 中国全土で1日平均800件、およそ2分間に1件の割合で大規模な抗議活動が起き、毎日5万から6万もの中国人が中共からの脱党・離脱を表明している。もはや中共の鼓吹する「栄光に輝く」60年が、いかに荒唐無稽で笑止なものであるかは明白であろう。

 中共「窃国」の60年

 中国共産党が政権と国家を強奪したこの60年間、すなわち「窃国」の60年は、中華民族にとって最大の屈辱であり、この上ない悲劇の歳月であった。それは人類史上のいかなる国家、いかなる王朝も及ばないほど残虐な政治がおこなわれたからである。

 中共60年の暴政による殺戮、欺瞞、破壊、人災、腐敗により、8千万もの無辜の民が犠牲となった。それゆえに、大紀元社説『九評共産党』が広まり多くの人々が中共の悪魔的本質に気づいた今日、中共によって祖国を奪われた10月1日は「国殤日」、あるいは「国恥日」と呼ばれるようになったのである。

 とりわけこの10年間、中共政権は天然資源を消耗させ、自然の生態系を破壊するとともに、1億人にも上るといわれる法輪功学習者に凄惨な迫害を加えてきた。

 言うまでもなく法輪功学習者は、穏やかで善良な人間として社会に貢献することを目指すものであって、迫害を受ける理由などは一切ない。すべては中共が自らの醜悪さが露呈するのを恐れて、「真善忍」という佛法の威徳を放つ法輪功学習者を一方的に敵視し、これを撲滅しようとしたのである。

 中共が破壊した神伝文化

 中国共産党は、かつて「為人民服務(人民に奉仕する)」と宣揚し、今日では「和諧(調和)社会」を提唱している。しかし、外来の思想である共産主義に基づき、無神論で暴力のみを信奉するという恐るべき中共の本質は、現在に至るまで全く変わっていない。

 中共が、中国の人民に何をもたらしたか。巨大な不幸と苦難をもたらした。

 そして人民から何を奪ったか。信仰の自由、言論の自由をはじめとする基本的人権や生存権を奪ったばかりではない。数万件におよぶ生きた法輪功学習者の臓器を奪い取って殺すという恐るべき「臓器狩り」を、中国全土で組織的におこなっていたのである。

 元来が無神論である中共は、古来より中華民族が守り続けてきた伝統文化、すなわち神伝文化をことごとく破壊した。神や天を敬い、善を勧める人々の純粋な信仰を破壊し、正統な精神文化の大動脈を切断したため、社会道徳は退廃し、人々は物質化した木偶となった。

 そのような文化破壊の結果、道徳なき今日の中国社会は、無秩序・無反省・拝金主義の恐るべき様相を呈しており、人々は互いを敵視して罵りあい攻撃しあうという、中国史上最も危険な事態に至っているのである。

Xデー到来の前になすべきこと

 自ら改心し、悪行を止め善行をおこなえるように生まれ変わる最後の機会を、中共はすでに放棄した。中共に残された唯一の道は、中共そのものの解体によって歴史の舞台から完全に消滅されることである。

 中共解体はすでに天が定めた結論なのだが、問題はそこに達するまでの時間の長短である。もちろん、もう長くはない。60周年の祝賀行事を厳戒態勢でおこなわねばならない現実が、この政権の薄氷ぶりを証明している。

 しかし、そのXデー到来の前に、私たちには大至急やらねばならないことがある。

 それは1人でも多くの中国人に真相を伝え、「三退」すなわち中国共産党および共産主義青年団・少年先鋒隊などの関連組織からの脱党・離脱を勧めて、中国共産党の魔窟から人々を救出することだ。

 すでに6千万を超える人々が、自らの意志と勇気をもって中共の鉄鎖を断ち切った。

 中共は、まもなく暗黒の水底へ沈む泥舟なのである。沈む大船からの人命救助は、最大限に急がなければならない。1人ひとりが繫がれたその鎖を切らねば、一緒に引きずりこまれるからだ。

 覚醒こそ最も有効な贖罪である。だからこそ本紙は、声を上げて脱党を呼びかける。

 中共解体後の中国再生への希望も、民衆が覚醒して脱党するというその一点から確実に生まれる。それは日本を含む近隣国、および全世界にとっても不可欠なことなのだ。

(翻訳編集・牧)


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