製靴最大手、中国工場で3万人ストライキ=広東省東莞市

2014年04月16日 15時22分
【大紀元日本4月16日】世界最大の運動靴メーカー、裕元工業集団(台湾)が広東省東莞市で設立した裕元靴工場で14日、3万人の従業員によるストライキが始まり、6つの作業場の稼動が停止した。従業員らは会社側に社会保険や住宅積立金の納付と、正式な労働契約の締結を要求した。

 今月初め、数千人の従業員が工場周辺の道路を封鎖し、臨時雇いとして扱われていることに抗議した。工場側は14日に解決することを約束し、ストライキは一時収束した。しかし14日になっても、工場側が約束を果していないことから、従業員3万人によるストライキに拡大。当局は現在、武装警官数百人と数十匹の警察犬を現場に派遣し、事態の鎮静化を急いでいる。

 従業員らが主張する不十分な社会保険について、工場側は、5月1日から新たな社会福祉制度を導入すると応対する一方、新制度が採用された後、従業員の給与は一部減額になるとしている。

 今回のストライキは、 3月にIBMの深セン工場で起きたストライキや、サムスン電子の東莞工場で起きたストライキの規模を上回り、最近中国で起きた最大規模のストライキになる。

 裕元靴工場は年商約56億ドルで、昨年の生産量は3億足に達した。ナイキ、アディダス、リーボックなどの有名ブランドに製品を供給しており、世界最大の運動靴メーカーとして知られている。

(翻訳編集・王君宜)


 

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