米国、中国人投資家への永住権付きビザを一時停止

2014年08月29日 14時43分
【大紀元日本8月29日】米国務省のビザ発行当局は22日、8月25日から10月1日の期間限定で中国人に対する投資家ビザ(EB―5)の発行を一時停止すると発表した。

 27日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中国からの申請人数が急増し、本年度の米投資移民の定員が間もなく満員になる。中国の投資者はすでに今年の発給数の85%を占めている。

 昨年、米国は8564件の投資家ビザを発行した。10年前はわずか65件だった。韓国やインド、メキシコなどからの申請されているが中国が最多。

 米国ビザ申請が急増した背景にはカナダ政府の中国人移民の対応にある。今年の始め、長年受け入れてきた大勢の中国人富豪の投資移民受け入れを停止した。多くの中国人申請者は投資目的だけなく、子女により良い教育を受けさせるなどを理由に永住権を獲得している。

 投資家ビザは1990年に制定された永住権付きのビザ。地域開発事業に50万ドル以上の投資を行った外国人投資家に対し発行される。毎年1万人の定員枠がある。これは米の移民ビザの中で、最短でより安全な米国永住権の取得方法とされている。

(翻訳編集・鈴木真弓)

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