【大紀元日本4月7日】川越しの林の茂みの中に、三匹のいも虫がいた、彼らはとても遠い所から来た。今彼らは川を渡って、花のいっぱい咲いているところに行こうとしている。
「わたしたちは先に橋を探し、そして橋を渡っていったほうがいい」と一匹目のいも虫が言った。
「この野原のどこに橋があるの?私たちはやはり船を作り川を渡ったほうがいいのではないか」と二匹目のいも虫が言った。
「私たちはこんなに沢山の道を歩いてきたから、もう疲れてへとへとだ、いまはやっぱりちょっと休憩したほうがいいんじゃないか」三匹目のいも虫が言った。
ほかの二匹はこの言葉に驚いた。「休憩?まったく冗談じゃないよ、対岸の花畑の中の蜜がすぐに飲まれてしまうじゃないか!わたしたちはこのために一途にやってきて、まさか寝るために来たのか?」と話がまた終わってないのに、一匹目のいも虫は木を上り始め、葉っぱを船の代わりとした。もう一匹目は川越しの小道を登って川を渡るため橋を探しにいった。
残ったいも虫は木陰の下で動こうとしなかった、「蜜を食べるのもうれしいが、でもやっぱりここの涼しい風にあたって、気持ちよく気持ちよく一休みしたほう方がいい」と彼はそう考えた。そうして彼は一番高い木に登り見つけた一枚の葉っぱの上で寝た。
川の流れの水音は素敵な音楽に聞こえ、葉っぱは風に吹かれ揺りかごのように揺れた、彼はすぐに眠りに落ちた。どのくらいの時間がたったのだろう、自分は何の夢を見たかも覚えていずとにかく目をさめたら自分は一匹の蝶に変わっていた。
その蝶の羽はとても美しく軽やかだった、羽を2、3回動かしただけで、対岸に飛びました。このとき、花が一番鮮やかに咲いていた、一つ一つの蕾の中にはおいしそうな蜜でいっぱいだった。この蝶は前の友達を探したが、この花畑を全部見渡してもいなかった。
なぜなら、この蝶の友達はみんな亡くなったのだ!一匹目のいも虫は小道の上で疲れ果てて死んだ、二匹目のいも虫は川の水に乗って海へ送り出された。
この世の中には、自然の力よりすばらしい力などなく、自分らしく、ありのままの性格で生きることよりも魅力のある物事はない。でも悲しいことに、競争ばかりのこの社会では、人々はこのことを必ずしも悟るとは限らないのである。
(07/04/07 10:37)
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