THE EPOCH TIMES

中国製食品による深刻な健康被害=驚愕の中国製有毒食品の実態(7)~最終回~

2008年02月06日 11時29分
 【大紀元日本2月6日】中国製冷凍ギョーザから新たな有機リン系殺虫剤「ジクロルボス(DDVP)」が5日に検出され、中国製食品の汚染拡大の様相がかいま見えたことで、消費者の不安は強まっている。ジクロルボスは、日本では使用が認められている殺虫剤だが、英国では、その発ガン性や毒性から販売が制限されている。毒性はメタミドホスとほぼ同じ。

 報道によると、ジクロルボスが検出されたのは、メタミドホスが付着していた中国製冷凍ギョーザで中毒被害者を出した千葉市花見川区のコープ花見川店。

 混入状態は、ギョーザの皮に高濃度で付着していた。ジクロルボスは日本でも市販されており、日本国内での混入の可能性もあるが、未開封商品の内部から検出されたことから、中国の製造工場内で混入した可能性が強いという。

 本紙では、7回にわたり中国製有毒食品を紹介してきた。これに漏れる有毒食品はまだ多くあると思われるが、本稿が最終回となる。さまざまな有毒物質の使用例を示したが、50種類以上の有毒食品の製造・加工でジクロルボスの使用も数例あることから、日本での検出は当然とも言える。

 中国の改革開放後の経済発展を先進国がたどってきた道に重ね合わせる見方があるが、大都市などの目覚ましい発展の影で暴発寸前の中国社会のひずみは、これまで人類が経験したことのないものであることを認識する必要がある。つまり、社会学的な数値で表される統計のごまかしを見破り、「嘘と暴力」で政権を維持してきた中国共産党政権の歴史を直視する必要がある。それはすべて本紙の連載社説「九評共産党(共産党についての九つの論評)」に明らかにされている。

 中国社会に渦巻く負のエネルギーは膨張の一途をたどっている。暴発はもはや防ぎようもない事態に発展している可能性があり、被害を最小限にとどめるには、中国内外の正義と良知を信じるしか方途はない。日本政府や企業の関係者など、一人でも多くの日本人が、本紙の報道により中国の真相を知り、現在の中国とどのように向かい合うべきかを考えるきっかけとなったはずである。

 最終回は、ハムやソーセージなどの食肉加工品の有毒食品例を紹介する。

 1 毒ソーセージ
香腸(ソーセージ)を作るための腐った肉


病死した豚の肉で製造したソーセージ



 河南省西峡県では、急患として390人以上が病院に運び込まれるという食中毒事件が発生していた。調査の結果、西安市にある食品工場が生産したソーセージが原因であった。

 一部の悪質な作業場では病死してリンパ管が残ったままの老いた母豚の肉や、その他の動物の腐った肉を詰めてソーセージを製造する。カーミン(赤色色素)、亜硝酸ナトリウムとトウモロコシ澱粉、防腐剤等を加えて造るこれらのソーセージは、中国国内で禁止されている亜硝酸を含んでいる。亜硝酸ナトリウムは人体にとって有害で、発癌の危険性をもつ。

 2 毒火腿(ハム)

 

浙江省の「金華ハム」は1200年の歴史があり、その味は特別に厳選した材料と金華地区の特殊な地理気候に加え、千年の間、受け継がれた塩漬けや加工方法を経て出来上がる。

 一部の不法販売者は病気の豚、死んだ豚や年取った母豚を利用しハムに加工する。加工時に虫や腐敗を避けるためDDVP(有機リン殺虫剤の一種)等の農薬に漬け込むか、吹きつけるので蠅もたからないような毒ハムが出来上がる。これらが体内に摂取されれば大変なダメージを受けるだろう。

 DDVPは毒性が強く、誤飲すれば消化器官や胃の粘膜に強烈な刺激を与える。胃の粘膜が傷つけられれば出血するか穴が空いてしまう。

 3 毒串焼き

 

街頭で販売されている串焼き食品は、羊肉が材料のはずだが、あるものは病死した豚の肉、猫やそこらにある廃棄物を加工した偽羊肉の串焼きである。恐らく寄生虫がついているが、短時間炙っただけではそれらは死滅しないだろう。また加工の途中で木炭から発生する発癌性や変異原性のあるベンゾフェナントレンなどの多環芳香族炭化水素(PAHs)が直接食品を汚染する。

 ある露天商は、死んだ鶏やあひるの肉を10分湯につけ、その後工業用焼ミョウバンとオキシドール溶液を加え、攪拌した後さらにホルマリンを加え、最後に水できれいに洗う。ホルマリンは鶏の手羽の色つやを良くし、新鮮な食感を与える。さらに手羽に塩酸パパベリン粉を撒く。

 串刺し用の道具も毒を生みだしている。使用している竹や鉄の串は消毒されずに繰り返し使用されているため病毒や細菌に感染しやすい。特に小さな露天商が使う鉛の含有量が高い古い自転車のスポークから作った串等は、串焼きを炙った後に鉛が食物へ浸みこみ慢性鉛中毒にかかる。

 4 毒肉でんぶ
でんぶに加工する腐った肉





 一部のでんぶを精製するために出所不明の病死した豚や母豚の肉が原料として使われており、さらに期限切れのパンを回収して来たものを粉にして配合、染料のサンセットイエローやその他にも禁止されている食品添加物を使用し調味する。さらに、添加剤、着色料なども加え、でんぶの色をさらに見栄え良くする。

 5 毒犬肉
腐らないように内臓を取り除かれた犬達





 中国では冬が犬肉の一番おいしい季節と言われている。消費者は犬肉を食べる時その肉がシアン化ナトリウムを含み、自分の命が危険に晒されているなどと思いもしないだろう。

 ある犬を捕まえることを専門の仕事としているグループは、劇薬のシアン化ナトリウムで当地の犬を毒殺し、買い取り業者に売る。これらの毒殺された犬は大量に市場に出回っており、最後に我々の食卓に上がるのだ。

 シアン化物は直接作用すると生体は組織内窒息の状態を起こし普通数秒~数分で中毒症状が現れ、頭痛、めまい、意識障害、けいれん等が起こり、さらに呼吸器、血液系統、大脳、神経、消化系統などが様々なダメージを受け、全身の機能が衰弱し死に至る。

 6 毒鶏腿

 

豊胸クリームを鶏腿に塗ると、明らかにふっくらとして新鮮で柔らかくなる。

 豊胸クリームは女性ホルモンが比較的多く含まれ、人体の成長ホルモンを促進し、さらに幼児の性早熟を引き起こす。成人の場合は長期使用で月経不調、色素沈着が起き、皮膚が委縮し薄くなる現象が出てくる。また、肝臓系統の機能を乱し、胆汁の合成を減少させ、コレステロールが出来やすくなる。外用するだけでこれほど多くの副作用があるのに、直接胃の中に入ったら一体どうなるのだろう。

 7 毒焼鴨

 

焼鴨や肉の焼物を製造する作業場では、製造する過程で塩酸パパベリン、アヘンの種、工業塩、カーミン、染料レモンイエロー等の禁止されている物質を大量に使用し、おいしそうな香りの焼鴨を作るが、実際は「五毒」揃った代物だ。

 (翻訳・坂本、編集・月川)


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