【大紀元日本11月1日】「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップとかのこ草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備してあるハーブティーが登場します。古くから伝わる薬草の文化が現代の生活にも活きているのです。薬草の権威、M. Pahlow氏のレシピーを参考にドイツのハーブティーをご紹介しましょう。
薬用サルビア(Salvia officinalis)
 | | 薬用サルビア(絵・前田純子) |
今回のハーブは薬用サルビア、ハーブ名はセージまたはコモンセージです。
薬用サルビアはしそ科の低潅木で、20-60cm位に成長します。原産は地中海沿岸、主にクロアチアのダルマチア地方ですが、現在では世界中で栽培されています。野原などに自生しているものは、有効成分が少なく、ハーブには適しません。茎の断面は四角形で表面はフェルト状、葉は楕円形で長短あり灰色がかった緑色、花はバイオレットの濃淡があります。庭で栽培できますが、種から育てるより枝を直接土に挿す挿し木の方が育ちがいいようです。ハーブ用には開花前に枝を採取し、風通しの良い日陰で素早く乾燥させます。
【適用】
フレッシュな薬用サルビアは香りがよく、小さく刻んで、スープやシチューのトッピングに、あるいはパスタに混ぜても香りを楽しめます。魚、ラム、レバーなどの料理に良く合い、におい消しになります。クリーム状のチーズに混ぜ込んで、パンやクラッカーなどにのせるのも、なかなかすてきです。
薬用サルビアのハーブは、これからの季節には欠かせない物です。空気が乾燥して風邪などの菌で喉の炎症が起こります。風邪の予防にはなんと言っても、うがいをして菌の繁殖を喉でストップするのが一番。有効成分の芳香油には殺菌作用があるので、歯茎の炎症、口内炎、喉の炎症を鎮めます。また、薬用サルビアは胃腸にも有効に働きます。痙攣を鎮め、消化不良を改善します。
【薬用サルビア茶の作り方】
薬用サルビアのハーブ茶さじ1に熱湯250ccを注ぎ10分置いた後、こして飲用します。胃腸障害の内服用には、このお茶を1日、2-3カップ飲用してください。ただし、サルビアのお茶は子宮に刺激を与えるので、妊娠中の人は内服を避けてください。
【風邪予防に有効なうがい用ミックスハーブ】
薬用サルビアとカモミールを同割合でミックスします。ミックスハーブ茶さじ2に熱湯250ccを注ぎ15分置いた後に、こして使用します。朝、作っておいて1日に何度もうがいをするといいでしょう。外出から帰ったときには、必ずうがいをする習慣をつけましょう。
【有効成分】
芳香油、タンニン、苦味素、フラボノイド
(エリカ)
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