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「一党独裁で、至るところ災難ばかり」と印字されたTシャツを着ている劉世輝弁護士(牛博ネット)

Tシャツの印字で一党独裁批判 弁護士が一時拘束=中国

 【大紀元日本10月24日】言論の自由を厳しく制限されている中国では、人々はさまざまな形で当局への不満を表明している。広東省の劉世輝弁護士は10月11日、「一党独裁で、至るところ災難ばかり」と印字されたTシャツを着用して、友人と一緒に広州市郊外の白雲山へ登山に行ったところ、身元不明の人に攻撃された。その後、警察に連行、一時拘束され、尋問を受けた。

 劉弁護士と一緒に登山に行った唐荊陵弁護士によると、11日午後、数人の友人が一緒に白雲山へ登山に行った。劉弁護士は「一党独裁で、至るところ災難ばかり」と印字されたTシャツを着ていた。途中で休憩していたところ、身元不明の人が近づいてきて、劉弁護士のTシャツを掴まえ、片手で劉弁護士の首を強く押さえながら、「この服に問題がある」と言い出した。

 事件当時、近くにパトカーが止まっており、中に3、4人の警察官がいた。友人は事件のことを警察官に知らせて、乱暴している人を制止してくれるように頼んだが、警察官は劉弁護士を広州市白雲区公安支局に連行し、一時拘束して尋問した。

 唐弁護士によると、「一党独裁で、至るところ災難ばかり」のスローガンは、60年前共産党の機関紙「新華社」の社説である。国民党政府と内戦を起こした共産党は当時、言論の自由を利用して、新華社を通じて一党独裁反対の論調を訴え、民心を掴み、国民党政権を倒した。

 また、今年7月、劉弁護士と唐弁護士たち9人は、同じく衣服の問題で広州市白雲区支局に連行されて8時間尋問されたことがあるという。

 劉世輝弁護士は、かつて当局の迫害により刑務所で亡くなった法輪功学習者の代理弁護士を勤めたため、当局から行政処罰を受けて6か月間休業させられたことがある。

(大紀元記者・駱亜、翻訳編集・東山)


 (09/10/24 10:53)  





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