THE EPOCH TIMES

神韻芸術団ダンサー 任鳳舞インタビュー:ミッシェル・レンが語る「妨げえぬ神の道」

2010年07月11日 07時00分
 【大紀元日本7月11日】米国ブロードウェーの舞台芸術専門家の間で、「ミッシェル・レン(任鳳舞)は世界トップクラスのダンサーだ」ということは、もはや定評になっているらしい。

 6歳より新体操の訓練を受け、中国の全国新体操選手権では4位の実力をもつ。その抜群の身体能力を基礎に中国舞踊の道へ進んだ任鳳舞氏は、2007年新唐人テレビ主催の全世界中国舞踊大会・青年女性部門で優勝。現在は神韻芸術団のプリンシパル・ダンサーを務めながら、新演目の創作や振付、さらに若いダンサーへの指導など数々の重責を担っている。

 過去4回おこなわれた神韻日本公演のうち、3回来日している任鳳舞氏の舞踊に魅了された日本のファンも多い。今年3月の来日公演の中で舞踊は17演目あったが、そのうちの7演目が任鳳舞氏の振付によるものであった。その中の一つ「妨げえぬ神の道」は、今も中国で起きている真実をもとにした物語である。

 若い母親と幼い娘が、公園で中国伝統の修煉法である法輪功(ファルンゴン)を修煉している。ゆるやかに流れる平和な時間。そこへ突如襲い掛かる凶悪な公安。母娘2人を棍棒でめった打ちにし、母親はついに絶命してしまう。

 その時、天が怒りの轟音をあげたかと思うと、一閃の雷が走り、公安局の建物を粉砕する。続いて金色の光が広がり、天上の神佛が倒れた母親のもとへ降臨してくる。悪の暴力の前に屈しなかった母親は、神佛に導かれて昇天し、大覚者となる。善悪には必ず報いがあることをテーマとしたこの舞踊劇に、多くの観客が感動し、涙した。

 その振付を担当し、主役の母親を演じた任鳳舞氏は、演目について次のように語った。「最も難しかったのは人物の内面を表現することでした。この演目は、今も中国国内で実際に起きている迫害を描いているからです」

 「私自身は迫害を経験したことはないのですが、ある日、明慧ネット(法輪功専門サイト)にあった中国人女性の迫害体験を読みました。不当に監獄に入れられ、どんなに殴られても法輪功を放棄しなかった彼女の強さに、心を打たれたのです。また、多くの迫害体験者が、その想像を絶する体験を私に語ってくれました。ですから私はこの役を演じる度に、中国で迫害を受けている人々の苦難と強さを思い、それをどう観客に伝えるかを考えます」

 今年で創立4周年を迎えた神韻芸術団について、任鳳舞氏は次のように言う。「神韻芸術団の団員は、誰一人として個人の名利のために来た人はいません。人類の正統な文化、純正なる神伝文化を復興させ、それを全世界に伝えるという高い目標があるからこそ、団員の意志は並大抵ではないのです」

 インタビューの中で任鳳舞氏は「千錘百煉(徹底的に鍛える)」という言葉を繰り返し使って、舞踊を完全美のレベルまで高めるためには、全ての面において徹底的に鍛えることが必要であると述べた。

(記者・辛百正、翻訳編集・牧)

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