<真善忍国際美術展作品鑑賞>悲喜の涙

2013年02月04日 07時00分
【大紀元日本2月4日】これは、人の心を驚かせ魂を震撼させる絵であり、世間に警鐘を鳴らす意味合いに満ちている。この善悪を見極め難い紛らわしい世の中で、人々に深く考えさせる価値がある。

 かつて宗教の中で「最後の審判」が言われた。最後に神が再来し、善良な生命を天国へ導き、邪悪な生命は地獄へ打ち落とされると言われている。「善悪の応報」は宇宙の永久不変の掟なのだ。

 この「悲喜の涙」と題された絵は、作者が修煉によってヒントを得たものである。宇宙が悪くなり壊滅されてしまいそうになり、更新されるまでの間の「大淘汰」の光景を思い付き、これを描いた。邪悪で頑迷な人たちに、壊滅される寸前でも心を入れ替えればまだ助かる望みがあると警告している。

 約五千年前、人類の道徳が退廃したため、神は大洪水の形で人類に対する大淘汰を行い、少数の善良な人だけが生き残った。二千年前、ローマ帝国でキリスト教信者に対する残酷な迫害が行われたとき、世間の人々はそれを無視し、それを楽しむ人まで現れた。その後何度も大きな疫病が流行し、人口の半数近くが亡くなった。

 悲しいことに、歴史は何回も繰り返されようとしている。今日人類の道徳の退廃は、前代未聞の状態になり、物欲が強く、是非が転倒され、人類はすでに危険な段階にまで来ている。

 そんな中、「真善忍」の宇宙大法・法輪功が伝えられ、人類の道徳を挽回し、人間が元に戻れる最後の望みとなった。しかし、中国共産党は法輪功修煉者に対し、天地を覆う勢いで文化大革命式の誹謗中傷宣伝を行い、様々な拷問刑で彼らを集団虐殺している。生きたまま法輪功修煉者の臓器を摘出し、売買して暴利を貪るといった想像を絶することまで行われている。多くの衆生が「返本帰真」して元の世界へ戻る道が遮断されただけでなく、道徳も徹底的に破壊され、人類は更なる危険な境地に追い詰められた。

 共産党の嘘の宣伝に騙され、どれほど多くの人が法輪功のことを誤解し憎んでいることであろうか。脅しや利益誘導の下で、各国の政府、商人、マスコミを含め、どれほどの人がこの人類史上類を見ない悲惨な迫害の前で、沈黙して何も言わず、ひいては共産党政権と手を組み悪事を働いていることであろうか。

 人々は良知、自由、人権をよく口にするが、利益の前では他人の人権、自分の信念を全て捨ててしまう。人は自分に有利な情勢を選んだと思っているが、神の目から見れば、これらの人々はとても危険である。これは善悪に対してどう判断するかを試す大きな試験であり、生命が未来に入れるかどうかの基準なのである。

 これが、法輪大法の修煉者たちがなぜ、迫害に耐えながらも、代価を計らず真相を伝え続け、繰り返し忠告して良知を呼びかけている理由である。生命は大切なものである。特に今、世界中の人々の中に、当初衆生を済度する願いを発してこの世に降りてきたにもかかわらず、千年の輪廻転生の中で自分を見失い迷ってしまった生命がどれほどいることであろうか。

 画面の構想は非常に簡潔で、躍動感に富んだ大きなS字型で、上下二つの明瞭に異なる結末―修煉者の昇天と悪人の壊滅―を繋げた。視線が移るにつれ、次々と視覚の震撼を受ける。災難の場面が絵の大部分を占め、大淘汰の時の空前の惨烈さを現している。

 よく見ると、画面の下一面に屍骸が散乱している。中国共産党に追随し悪事を働いた者や、未だ中国共産党と決別せず獣の印が拭き消されていない党員は災難から逃れられなかった。画面の中ほどに、ちぎれた手足の残片が爆発の硝煙とともに四方に散らばっている。空中に抛り出された王冠は、悪人を淘汰するとき、貧富や貴賎を問わないことを表している。

 視線を左上に移すと、大法弟子が最後の一刻まで努めて人を救おうとしている。修煉して円満成就した大法弟子は、その比類ない素晴らしい天国の世界へ向って飛びたっている。上部中央ですべての過程を見ている佛、道、神は、一方では円満成就した者のために喜び、同時に淘汰された者のために涙を流している。これが作品のタイトル「悲喜の涙」の由来である。

 最後に作者は、歌「真相を探す」で、縁ある人が輝かしい素晴らしい未来へ向かえるよう心から願っている。

 天地兩茫茫,世人向何方?(茫々たる天地の中 世人は何処に向かう)
 迷中不知路,指南有真相。(迷いの中で路を知らず 真相が指南する)
 貧富都一樣,大難無處藏;(貧と富に区別なく 大難は等しく訪れる)
 網開有一面,快快找真相。(救いはただ一つ 早く真相を探せ)

(編集・瀬戸)



<真善忍国際美術展>今後の展示予定(2月~4月、関西)
(すべて入場無料)

●2月20日~24日
兵庫県民アートギャラリー 1階特別展示室
午前10時~午後6時

●3月1日~9日
神戸アートビレッジセンター
午前10時~午後10時

●4月2日~7日
西宮市立北口ギャラリー 第3展示室
午前10時~午後7時

●4月8日~10日
大阪総合生涯学習センター ギャラリーA
午前9時半~午後9時半

お問い合わせ: 090-5158-9033 (井田) 090-4490-3514 (山口) 

主催: NPO法人日本法輪大法学会  
協賛: 新唐人テレビ、大紀元時報、希望の声ラジオ
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