香港問題専門家 中国政府の謀略を分析

2014年10月07日 15時56分
【大紀元日本10月7日】いまも続いている香港の抗議デモ。中国政府の対応について、カナダ放送協会(CBC)は5日のニュースで、香港問題専門家、香港浸会大学政治・国際関係学部のマイケル・ディゴリー教授の見解を詳しく紹介し、中国政府は「巨大ニシキヘビ計画」で抗議デモを沈静化させようしていると報じた。

 「25年前の天安門事件の二の舞になるのか」と内外が懸念しているこのことについて、ディゴリー教授は「武力弾圧はない。中国政府にとって、そのようにする必要性がないからだ」と明確に見解を述べた。

 今回の抗議デモ初日、香港警察が催涙弾などを多用したため、内外から批判が噴出し、大勢の市民が新にデモ隊に加わったことについて、同教授は「すぐに『大失敗した』と気づいた中国政府はその後戦術を変え、いまは『巨大ニシキヘビ計画』を実施している」と次のように分析した。

 「中国政府は巨大ニシキヘビのように、獲物(デモ隊)を巻き付け、徐々に窒息させようとしている(中略)。3日から続いている、現場で暴力団関係者を含む親中派によるデモ隊への暴力行為は、計画の一部分である可能性が高い。『彼らは政府側がかき集めてきた人たち』との見方が大勢だ(中略)。こうした状況下で、多くの市民を現場から退ける、これはまさに中国政府の狙い通りだ」

 最後にディゴリー教授は、中国政府はいま香港の世論を慎重に見極めている、と強調、「長官は強制排除を示唆しているが、デモ隊に対する世論支持の度合いを見図って、次の出方を決めるであろう」と指摘した。

 毎日、香港の町に溢れている中国本土からの観光客。中国政府が旅行規制をはじめているとの情報もあり、抗議が本土に広がるのを恐れている様子がうかがえる。

(翻訳編集・叶子)


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