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12月10日、湾岸アラブ6カ国の統一通貨、オマーンの参加延期で発行に遅れも。写真はサウジアラビアの両替商(2006年 ロイター/Zainal Abd Halim)

湾岸アラブ6カ国単一通貨、発行に遅れも

 湾岸協力会議(GCC)に加盟する湾岸アラブ諸国6カ国が2010年までに目指している域内通貨統合をめぐり、オマーンは統一通貨発行への参加を延期する方針を明らかにした。これにより、通貨統合の実現を疑問視する声が出ている。

 サウジアラビアのアサフ財政経済相は10日、オマーンによる統一通貨発行の延期決定を確認したうえで、一段の障害があるようなら、サウジアラビア、カタール、バーレーン、クウェート、アラブ首長国連邦のその他5カ国は目標の期限を延期する可能性があると述べた。

 同相は、当地で開催された地域サミットに参加した後、記者団に「われわれは通貨統合に向けた調整を続けており、2010年は依然として目標とする期限だ」としながらも、「その他の問題や障害に直面した場合、期限を延長する可能性がある」と語った。

[リヤド 10日 ロイター]

 (06/12/11 10:42)