THE EPOCH TIMES

抗議の村民を警察が武力鎮圧、20人以上が負傷=広東省

2009年02月12日 06時14分
 【大紀元日本2月12日】 広東省陽江市平岡鎮でこのほど、警察と村民の衝突事件が発生、数百人の暴動防止公安が道路を塞ぎ抗議している大魁村の村民たちに向け催涙弾を発射した。20人以上が負傷し、また別の20人以上が逮捕された。村民の話によれば、関連当局は1畝(ムー:1畝は6・667アール)当たり1元という価格で土地収用を強行したため村民が不満を訴え反抗を引き起こした。政府メディアは少数の者が煽動した真相不明の群衆の集団騒動であるとしている。

 6日金曜、陽江市平岡鎮大魁村の農民と当局の間に土地収用の紛糾が発生した。農民と村民委員会の談判の折り合いがつかず、200人以上の村民が2日間にわたり道路を塞ぎ、公安と衝突を起こした。現地のある村民は、「200人の村民が道路を塞ぎ公安と衝突したが、ここ数日は何の動きもない」と話している。

 政府サイドの陽江報10日の報道によると、先週6日金曜と7日土曜に大魁村の村民少数が埠頭収用補償に疑問を持ち、嘉吉糧油公司工場地区に集まり、港に入る道路を塞いだ。制止の効果もない状況下、公安部門は法に従いその場を制した。また村民は、陽江港13,14号埠頭建設用に砂浜を収用した時にも補償に対し疑問を持ち、一部の人の煽動下において大魁村尾自然村の村民200人以上が外資系企業敷地内に入り込み、集まった。

 調べによると当日午後、村民は陽江港対面の道路を塞ぎ、「砂浜を返せ」とスローガンを叫んでいた。数百人の暴動防止警察が現場に到着し、村民らにその場を離れるよう要求した。誰かが警察に向かって石や物を投げたため警察が催涙弾を使用したのだという。陳さんという村民は、「村民は公安局に逮捕された。彼らが道を塞いだのは土地の強制収用が原因だ。20人以上(の村民)が捕まった」と話す。

 村民は、当局は数百人の暴動防止警察を出動させ、村民に向かい催涙弾を発射したため、ある村民は重傷を負ったと話している。

 また香港の中国人権民主運動情報センターによると衝突により20人以上が負傷し、うち3人が重傷とのこと。

 今回の衝突原因を現地村民はネットの“百度貼吧”に書き込んでいる。村支部書記が村民に対し砂浜の土地収用を強行したうえ、1平方メートル1元で買い取ろうとしたため反対に遭った。これより前に書記は密かに村の幹部を脅迫してサインさせ、一人一人に金を握らせた。「彼は1平方メートル1元と言い、村民は皆聞き入れなかった。書記は受け入れるなら受け入れる、受け入れなくても認めるのだと言った。村民は彼の提案に従わず、新埠頭のどこでも工事をさせなかった」と話している。

 2日、中国共産党中央農村工作領導弁公室・陳錫文主任が北京で突発性の集団事件において、基本的には警察の力を使用することは出来ないと述べている。

 
(翻訳編集・坂本)


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