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ダライ・ラマ14世は、パリ市「栄誉市民」の称号を授与された(AFP)

ダライ・ラマ、パリ名誉市民授与 中国当局強く反発

 【大紀元日本6月9日】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は6月6日に、ヨーロッパ外遊の最後の訪問地パリに到着し、翌日の7日にパリ市のベルトラン・ドラノエ市長より「名誉市民」の称号の授与式に参加した。

 ダライ・ラマは記者団に対し、2008年3月、中国当局によるチベット弾圧が発生した時点で、チベットの古い伝統と文化が死刑判決を受けたと感じたことを示した。ダライ・ラマは、中国政府はチベットに対して強硬な政策を施しているが、中国人民はこのことについてよく分かっていないと指摘した。そのために、ダライ・ラマは国際社会に対して、現地入りして、制御されることなく徹底的に調査すべきだと呼びかけた。

 一方、昨年12月にサルコジ仏大統領がダライ・ラマと会見してから、仏中関係が一度膠着した局面に陥った。中国政府はダライ・ラマの訪仏は再び仏中関係によくない影響を与えると懸念し、再び非難した。中国外交部スポークスマンは、「中国政府はダライ・ラマが如何なる身分、如何なる名義を利用しても、国際社会で中国を分裂させる活動を行うことに断固反対し、各国政治要人がダライ・ラマと如何なる形式での接触も許さない」とし抗議した。

 これに対して、ダライ・ラマは今回の訪仏の主な理由とは「名誉市民」の称号を受けるためであり、その次は財界・政界・学術界の古き友人と一般民衆と会う機会でもあるとし、「政治とは関係ない」と強調した。

 一方、中国当局スポークスマンは、パリ政府がダライ・ラマに「名誉市民」の称号を授与したなら、必ず中国人民からもう一度断固たる反対に直面すると警告し、ダライ・ラマと会見したオランダ、アイスランド、デンマークなどヨーロッパ各国指導者に対して強く非難した。

 (翻訳編集・余靜)


 (09/06/09 07:32)  





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