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豪州自治体、ペットボトル販売を禁止

 【大紀元日本7月11日】豪州南方の町バンダヌーンでは環境保護のため同地区内でのペットボトル入り飲料水の販売禁止する決定をした。これは豪州初であり、このような形でペットボトル飲料水産業に抗議する世界でも数少ない地区と言えるだろう。

 報道によると、シドニーから160km南方の人口約2千500人の町バンダヌーンにおいて、ほとんど異議なくペットボトル飲料水販売禁止政策が通過した事を伝えた。また、同日サウスウェールズでも、すべての公営部門、部署でのペットボトル飲料水販売禁止が宣言された。

 ペットボトル拒絶運動の発起人ジョン・ディー(Jon Dee)さんは、ペットボトル飲料水産業に騙されている事を人々に知らせるのが目的であるという。

 米国でのペットボトル非使用運動“Think Outside the Bottle(ボトルの外側を考えよう)”の発起人はコミュニティ住民がペットボトル売買を禁止した初めての例だと話している。

 1980年代、ペットボトル飲料水は加糖飲料に変わる便利で健康的な飲み物として見られていた。しかし今日では環境破壊の一因と批判されている。これらのボトルはごみ埋め立て場を埋めつくしたうえ、大量のエネルギーが包装、輸送にかかっている。

 バンダーヌーンがペットボトル飲料水に対抗して何年も経つが、数年前シドニーの飲料水企業がこの町に取水施設を設置する計画を発表した。住民たちはこの外部の企業が現地の水をシドニーまで運び、ボトリングし、再び町に運んで販売するつもりであることに対し強い怒りを感じた。現在、町とこの飲料水企業は訴訟中である。

 同町住民はペットボトル飲料水拒絶の目標を達成したため、商店が同じ販売価格で再利用可能な容器の販売を提案している。協力しない商店に対して特に罰則を設けていない。すべての商店が、ペットボトル飲料水が経済や環境を破壊することを理解し、自らの意志で実行しているという。

 2008年、豪州人のペットボトル飲料水消費額は約5億豪ドル(およそ360億円)。同国人口2千200万人からすれば相当な消費量である。

 
(翻訳編集・坂本)


 (09/07/11 23:39)  





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