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映画「2012」(Columbia Pictures)

【歴史の行方】映画『2012』人類滅亡=マヤの予言の真実

 【大紀元日本12月1日】

 【編者の話】大きな期待を寄せられていた映画『2012』がついに、今年の11月13日に北米で上映された。ローランド・エメリッヒが監督で、ジョン・キューザック、アマンダ・ピートが主演を務めた。この大作映画『2012』は、古代マヤ人の預言「2012年12月21日に地球最後の日が来る」を元に映画化されたもの。マヤ人の暦法の中で記載された時間ではその日が最後となる。この映画で描かれた人類の大災難は決して想像的なものではない。人類の歴史において、ここ数年来深刻になっている地球環境の破壊などの問題から、改めて人類の未来への行方に対する重大さを緊急に見直さなければならない。遠くない未来で、それは本当に現実となって来るものなのか?人類は恐ろしいその預言から逃れることが出来るのか?全ては神秘的なベールに包まれている。

 
映画「2012」(Columbia Pictures)

映画「2012」(Columbia Pictures)

映画「2012」(Columbia Pictures)

映画「2012」(Columbia Pictures)

極めて高度な文明技術を持ちながらも、謎に包まれたまま世界の歴史から姿を消した古代マヤ文明。彼らが残した暦に記された、「2012年12月21日」の日に世界の終わりがやって来る。なぜ古代マヤ人がこのような預言を残したのか?2002年放光明テレビ制作センターで製作された、映像『マヤ予言の啓示』は、マヤ予言の謎にかぎりなく迫る。

 『マヤ予言の啓示』

 果てしない宇宙には人並みはずれた知恵が存在するのか?壮大な空には人間の知らぬ偉大な意図が含まれているのか?浮き沈みの人生の旅には何かしら神秘な運命の定めがあり、生死の間に複雑な経路が入りこんでいるのか?科学技術が溢れる今この世の中、歴史をたどってきた人類はその運命から逃れることが出来るのか?

 はるか古代の時期に、米大陸に住んでいたマヤ人は不思議にも今日の人類社会が発生することを予見していた。マヤ暦では「マヤの大周期」の預言が書かれている。「マヤの大周期」とは、紀元前3113年から紀元2012年までの期間、合計5125年をかけ、天空を移動する太陽の進路が天の川の銀河系の見かけ上の中心を横切り、銀河系の中心、太陽、地球が一直線に直列する。その時が来ると、太陽系全体は「銀河系に同化する」という新たな時期に向かうという説だ。

 マヤ人の予言は後世の人々に比類なき貴重な歴史の資料ともに偉大な啓発を我々に与えた。マヤ暦はさらに、銀河系の運行規則を示し、銀河系の中の全ての物質と生命は銀河を中心に支配され、制御されていている、銀河系の規則によって運動し、生存すると共に、銀河系のその他の物質や生命と「調和のとれた共振」を生む。

 マヤ人の言ったこの規則は、佛家の論では「法」で、道家の論では「道」と呼ぶ。中国の道家の理論は豊かで深い意味を持ち、道家によると、宇宙の中のすべての物は「無」から始まり、そこから限りない「太極」を生じ、「太極」は宇宙のすべての物を生む母体であり源である。太極から生まれた物は、活気に溢れ、変化に富む。このような現象を道家は、一つの「易」という字にまとめている。

 マヤ暦と道家の理論の出所は歴史的に時期が異なる。しかし、それらはすべて銀河系の道理であり、互いに通じ合い、似たような変化、発展や結果を予想している。面白いのは、マヤ暦で掲示された「マヤの大周期」預言や道家の『易経』(えききょう)「古代中国の占いの書」での数理を測ると、その結果は意外にも驚く程にている。これは人類がこれまで自分自身と周囲の物事に形成した観念に対しての1つの新たな衝撃となるかもしれない。

 月の周期を基点とした米国の科学者(Terence Mckenna)氏による著作『Invisible  Landscape』も『易経』の理に基ついた作品である。

 『易経』の卦(け)と理では、宇宙の天と地の間の自然法則と人類社会の行為と活動を一体にして解け合い、宇宙から人生に至るまでの変化に富んだ哲学を説明する。太極から万物の根元となる陰と陽の両儀(二極)を生じ、両儀はまた四象を生じ、四象(ししょう)は八卦(8の卦)を生ず。八卦は8の循環する変化モードを代表し、この八卦から産んだ64種類の組み合わせは、宇宙のすべての物に至る、初めての生命、発展、衰退、解体の繰り返しを示している。

 この64種類の組み合わせの卦は、簡単な記号であるが、宇宙のあらゆることを含んでいる。即ち、これらは厖大な宇宙の厳かな仕組みであり、万物の起源の秘密を分析してくれる。

 地球上のほぼ全ての生物において、遺伝情報の担い手とされているDNAは、デオキシリボ核酸(-かくさん、DNA: Deoxyribonucleic acid)とも呼ばれるDNAはデオキシリボース(五炭糖)とリン酸、塩基から構成される核酸である。塩基はそれぞれアデニン、グアニン、シトシン、チミンの四種類あり、その4つの塩基の中から選らばれた3組は、新たなアミノ酸を合成する要素となる。

 DNAの構造モデルは二重螺旋構造モデルと呼ばれ、脱酸リボースと非脱酸リボースの2種類の糖を代表する。この構造は最大64種類の組み合わせを取り、『易経』での64種類の卦と数字上一致する。

 これはどのような事を意味しいているのか?中国の最も古い伝統文化と見られる『易経』の卦と、現代で発見されたDNAの構造上の一致は偶然によるものなのか?

 中国の伝統的な科学の理念は、人体と生命、宇宙の基点に立ち、現代の科学よりももっと壮大で深い真の科学である。

 そのような科学理念は、現代科学者や他の方面へも、人類、生命、歴史の謎を探求する新たな道として大きな啓発を与えている。

 テレンス・マッケナ氏(Terence Mckenna)の著作『Invisible Landscape』にでも、その古い伝統的な科学論理が取り入れられ、『易経』の易卦から、地球と月及び他の天体の間に存在する微妙な互いの結びつきを発見した。

 人類の先史文化の中で、きっと完全に月の周期に基づく暦法があったはずだとマッケナ氏は述べている。月の満ち欠けの周期を1単位としたその暦法は、1年は13カ月で、総数384日あると予想される。現在使われている暦法では、月球が地球を一周めぐる単位を1月に計算し、毎月約29.53日となる。仮に、一年に13カ月あるとしたら、一年はちょうど383.9日の約384日で、10年ごとに一日補足の閏年(うるうとし)を加えれば、誤差なく済む。確かに、その暦法は驚くほど精密度のある理想的な暦法だ。

 このような暦法は、『易経』の卦と一致し、しかも高い精密度が求められる。

 そこで考えられるのは、マクロからミクロまで、天体から遺伝情報まで、いわゆる宇宙の中あらゆることには、有機的な連絡綱が存在するのではないかという発想である。

 マッケナ氏の著作によると、月の基本的な運行の周期は万物の運行規則に一致し、『易経』の理に沿って、月の周期単位を時間の周期の基本単位とするならば、物事の動きや栄えたり衰えたりする決り事が説明できる。それに従い驚異的な発見が生まれる。

 同氏の説によると、月の周期から更に大きい周期を引き出せ、引き出されたその周期は人類の歴史の各段階に密接につながっている。即ち、人類の歴史は事前に決められたように時間の周期の制約により行なわれているのだという。

 マッケナ氏の時間周期説では、このような時間の周期の制約を示唆している。

 (右は今の暦法により計算された年数)

 1.384×64⁶=72.25×10⁹年

 2.384×64⁵=1,129×10⁸年

 …

 5.384×64²=4306年97.5日

 6.384×64=67年104.25日

 これらの数字の裏には、不思議な運数が隠されている。

 限られた人類の知恵では、古い年代に発生した事柄などを推測するしかないが、現在の科学者らの研究によると、地球に生物が現れた時期は、今から約10から20億年前でそのころから始まったのではないかと考えられている。

 そして現在の人類の文明は、今から4、5千年前の紀元前2千300年ぐらい前から始まり、高度な科学技術をもつこの時代まで途切れることなく発展して来た。

 これらの年数はマッケナ氏の時間周期説と一致する。そこで目につくのは、最後の時間周期384×64=67年104.25日。この短い年数は、一体いつから始まり、何が起こるのか?同氏は、この最後の時間周期は1945年が始まりだと語っている。1945年に、米国は核兵器を使って、第2次世界大戦を終え、そこから核の時代が始まり、人類は宇宙への進出などの新たな歴史の一ページを飾った。始まりとなるその1945に、最後の時間周期の67を加えるとぴったり2012年になるのだ、それは偶然なのだろうか?

 マヤの預言では1992年に、人類にとってとても重要な時期とされている「地球の更新期」に入ると言う。その時期、地球のあらゆる生命と万物は、浄化されるための更新に向かい、人類の道徳を含め、変異で、不潔で、歪んでいる地球の全ての腐敗物は淘汰しなければならない。道徳の向上を重んじ、善行を重ね、不正な観念を叩き直さない限りは、無事に「地球の更新期」に向かうことはできないだろう。そして同年に、「法輪大法」(法輪功)という「真、善、忍」に基つく道徳的な昇華を果たす修煉法が現れ、それが人々に伝わり始めたのだ。「法輪大法」では、「真、善、忍」は宇宙の根本の理と基準であり、それに沿って心を修めれば人の心を純粋な状態に取り戻すことができる。地球の浄化、人の心の浄化をしながら、自分の生存環境や、自分の生命と未来を大切にすることによって、その道は宇宙の基準から外れた歪んだ状態から、宇宙の特性に合う正しい状態に戻ることが出来るようになり、宇宙の変化の中できらめく未来に向かうことができる。

 マヤの預言によると、「マヤの大周期」が終わった後に、地球と人類は「銀河系に同化する」という新たな時期に向かう。人間が生、老、病、死を繰り返すように、宇宙にも成、住、壊、滅の規則がある。古代のマヤ人はその拒絶不能な運命を予知し、後世に預言として残したのだ。

 マッケナ氏の著作から見ると、最後の時間周期の2012年から、時間周期は絶えず範囲を縮小し続ける。言い換えると、浄化された地球と人類はますますマイクロ化へと変化して、物質の構成粒子はもっときめ細かくなると予想される。これは現時点における限られた科学の学術研究では想像を超える論理かもしれない。

 紀元2012年、我々にとってこの不確実で重大な時まであとわずかに迫っている。人類はどのように未来への道をたどるべきであろうか?マヤの預言は人類にあまりにも多くの懸念と啓発を与えているのだ。

 放光明テレビ制作の映像『マヤ予言の啓示』に基づいて編集

(翻訳編集・柳小明)


 (09/12/01 05:00)  





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