マレーシアのトレンガヌ州では、未婚のカップルを監視し、イスラム教の宗教当局に報告する「スパイ」を一般から公募する計画がある。地元のスター紙が20日に報じた。同紙によると、トレンガヌ州政府は、未婚のカップルがキスをしたり手をつなぐといった、イスラム教に反する行動を取り締まるパートタイムのスパイを募集する。
同州政府イスラム福祉委員会のロソル・ワヒド委員長は同紙に対し「われわれ宗教当局の補助的な覆面捜査員となる『スパイ』の一部は、ウエートレスやホテルの清掃作業員であるかもしれません」とした上で、「婚姻関係にあるカップルを捕まえないためにも、取り締まりを行う者には正確な情報がなければなりません」とコメントした。
イスラム教徒が大半を占める同国では昨年10月、宗教警察がキリスト教徒の米国人カップルをイスラム教徒の未婚カップルと間違え、2人が滞在していた貸別荘を家宅捜索したため、激しい抗議を招いていた。
[クアラルンプール 20日 ロイター]
(07/02/21 08:07)
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