【大紀元日本3月31日】ワシントンにあるチベット支持団体によると、3月29日午後、チベット人による新たな抗議活動が発生し、ラモチェ寺では多くの人が数時間にわたり抗議活動が行ったという。また、ダライ・ラマ亡命政府もネット上で、ジョカン寺でもチベット人による抗議があったことを示した。抗議活動は武装警察、軍隊の厳重な監視・制御下で起きた。
*ラサ市、新たな抗議活動
チベット人が古くから居住している地区および3大寺院周辺は依然として多くの武装警察が駐在している。アジア自由ラジオ局によると、29日午後2時ころに、再び数百人のチベット人が市の中心である北京路付近で、抗議活動が行ったという。警察はすでに郵政総局周辺を封鎖した。目撃者によると、抗議者は大声でシュプレヒコールをしながら数時間にわたって抗議を続けたという。
*駐中国各国外交官、ラサ視察へ招待
国際社会は北京当局がチベットへの武装鎮圧に対する非難が絶えない中で、27日夜、中共当局は、軍隊が鎮圧を行ったラサの近況を見せるために、15カ国の外交政府関係者ら17人をラサ市の一日視察に翌日に招待することを発表した。しかし、出発するまで、外交官たちが支度するのに数時間しか与えられなかった。今回の視察の発表は、EU連合外相たちが28日にラトベニアに集合し、チベットへの流血鎮圧に抗議し、北京五輪開幕式への出席を決定する会議の前夜だった。
英・米・豪および日本の中国駐在の外交官たちの今回のスケジュールは、もっとも厳しく制御される視察であることは明らかである。外交官たちはラサ市での自由行動を求めたが、許可されなかったため、地元の住民と監視を受けない自由な対話はできなかった。
*ラサ市の「暴動」、中共の自作自演
ラサ事件1週間後、中共当局は沈黙を破り、「国際社会がラサ事件を故意に歪曲し、でっち上げの報道をした」と国際社会の報道に対して非難した。しかし、外国人記者団を組織し、26日にジョカン寺を視察したときに、僧侶たちが中共のでっち上げを指摘し、チベット人を抑圧する統治を明らかにした。中共がチベットの大昭寺での自作自演のほかに、僧侶たちが記者へ訴えた真実劇もあった。
中共外交部(外務省)スポークスマン秦剛氏は27日の恒例の記者会見上で、海外メディアの記者は、中国民間のホームページであるアンチCNN.com(外国メディアのチベット報道に対して、批判する専門のページ)に対して、北京当局はここに財力または物資の支援をしているかの質問に対して、秦氏は、国際社会の一部のメディアの報道内容は職業道徳に反し、無責任な報道だと指摘し、北京当局は煽動する必要がなく、まったく民衆が自発的非難や批判を行っていると回答した。
しかし、国際社会からの圧力の下、大陸政府関係者は国際メディアをラサへ視察に招いた際、予想外のエピソードがあった。外国人記者団のところに駆け込んだジョカン寺の数十人の若い僧侶たちが、3月14日に中共がチベット人に対して武力鎮圧したことは本当だが、全員が寺の中に閉じ込められていたため、物を破壊、略奪、放火などのことは一切していないと指摘した。僧侶たちは記者団に対して、「あなた達が見たものはすべてが虚像だ」とし、中共はうそ付いている。礼拝に来た者は全員が中共幹部だ」と事実を明らかにした。
(翻訳・余靜)
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