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農産品価格、今後10年間に20―50%上昇する見込み=OECD

 経済協力開発機構(OECD)は4日、農産品価格は今後10年間に20―50%上昇するとの見通しを明らかにした。その理由として、バイオ燃料産業の急速な成長や、食品需要の拡大が見込まれることを挙げている。

 OECD幹部のLoek Boonekamp氏が、食糧農業機関(FAO)との共同研究発表後に記者団に語った。

 同氏は「今後10年間に、世界の市場における農産品価格は平均20%から50%上昇すると推定している」とした上で「価格の上昇はバイオエネルギーが主因だが、ミルクなどバイオエネルギーの影響を受けにくい商品の価格も大幅に上昇する見込みだ」と述べた。また、政策変更や食料需要の拡大も影響を与えるだろう、と指摘した。

[パリ 4日 ロイター]

 (07/07/05 01:23)  





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