【大紀元日本5月8日】中国大陸で手足口病(EV71腸道ウイルス感染)の感染が拡大し続けており、5月7日までに、中国大陸各省市の資料をまとめると、手足口病に感染した児童数は今年に入ってすでに1万6000人に上り、そのうち28人が死亡したことが分かった。しかし一方で、中国衛生部スポークスマン毛群安氏は同月8日の者会見でも、これについての最新情報は一切明かさなかった。
中国広東省衛生庁によると、5月6日午前10時までに、全省における手足口病に感染した症例報告は3100件で、死亡症例を含めて前日比1408件の増加が明らかになった。
一方、安徽省衛生庁の統計によると、5月5日までに阜陽市で新たに手足口病に感染した433症例が報告され、累計感染症例は4949件で、死者22人に上ったという。同時に安徽省の17都市から合計6545の症例報告が上げられていて、そのうち、3166の症例が完治し、危篤状態の症例は104件があった。
上海市衛生局感染情報センターによると、5月5日までの全市における腸道ウイルス感染症例は1988件で、死者および危篤状態の患者はなかった。
手足口病について、広東、安徽、上海の3箇所の非公開統計だけでも1万人以上の感染者が出ていて、さらに北京においても感染が拡大している。北京市衛生局関係者が5日に発表した北京の感染者数がすでに1482人だったが、最新感染情報の更新はまだ行っていない。一方、広西省壮族自治区衛生庁応急部は同月6日午後1時までの最新情報によると、腸道ウイルスに感染した症例が169件で、そのうち1人が死亡したという。
中国国内で勢いよく感染が広がる手足口病に国際社会からも強い関心が寄せられていることから、北京衛生部および世界保健機構(WHO)は8日に共同記者会見を開いたが、スポークスマンの毛群安氏は手足口病の感染は大きな変化はないとしたが、今回の感染症例の特徴から6〜7月が感染発生のピークに言及した一方で、最新情報や記者からの質問については、一切答えなかった。
毛氏は、今後は当局による監督・予防の強化が行われることから、北京五輪に影響は与えないと強調した。しかし、専門家らはほかの地区も感染発生の可能性があるとみている。
(翻訳/編集・余靜)
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