【大紀元日本8月24日】先ごろ英国ウィルトシャー州で1億5千年前に絶滅したイカ類の化石の墨袋が発見された。この墨袋は極めて保存状態が良く、発見した古代生物学者らがこの墨を使って絵を描くことが出来るほどだという。英国紙「デイリーポスト」が伝えた。
イカの化石は英国ウィルトシャー州北部の遺跡で偶然に発掘された。古代生物学者が一見何の変哲もない岩を割った際、イカの化石が現れ、中からおよそ2・5cmの墨袋を発見。この墨袋から石灰化物質のサンプルを取り出し、適当な濃度のアンモニア水を加えたところ墨汁が出来たという。
発掘を率いたフィル・ウィルビー博士によると、通常動物の硬い部分は化石になることはあるが、ほとんどの柔らかい部分は化石化する前に分解してしまうため、墨袋が保存されることは極めて珍しい。柔らかい部分がそのまま残り、このイカの化石は数日で化石となったと推測している。
また同氏は分析を経て、イカの墨が1億年以上も状態を保ち続けていたことを発見。1億年前のイカの墨の成分は今日存在するイカのものと完全に同じだそうだ。
(坂本)
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