【大紀元日本6月2日】幼い頃の体験は、私たちの心のどこかにいつまでも潜んでいるのでしょう。一枚の水牛の写真で、多くの人の脳裏に、昔懐かしい時代が瞬時によみがえってきます。今回は、現代社会が失ってしまった、台湾ののどかな田園風景を、皆さんにご紹介しましょう。 | | @(撮影・羅新興氏) |
 | | A(撮影・羅新興氏) |
@は1970年代、農耕作業をまだ水牛に頼っていたころの苗栗(台湾の北西部)の田園風景です。お昼の休み時間に、水牛の親子が飼い主に連れられて、田んぼの近くにある小池にやってきました。水牛は水に入れば心身ともに癒されるのでしょう。子供と一緒にのろのろと小池の中ほどへ移動している様子から、現代社会が失った、古き良き台湾の田舎の、のんびりとした生活ペースを感じ取っていただけることでしょう。
Aの小屋はその飼い主の家です。物質的に乏しかった時代に、土や竹、木などを組み合わせて建てられたものです。幾年もの歳月を経たこの家で、飼い主は、農作業に頼りながら8人の子供を育てたそうです。 | | B(撮影・羅新興氏) |
 | | C(撮影・羅新興氏) |
苗栗は、客家(はっか)系の人々が集まっている地域です。勤勉な客家の人々は、今も先祖代々受け継がれた伝統的な古い家屋を守っています。山が多い地勢に建てられたBの赤レンガの建物は、緑色の水稲の苗に美しく照り映えています。名家の証しである反り返った軒先こそ見えず、全体的に素朴な構えの家ですが、正門には「徳を以って家を伝える」ことを意味する「宏徳居」と書かれた額が掛かっています。
日々ビルに囲まれて暮らす私たち現代人は、たまにはCの写真のように、気の合った友人と丘に登り、大自然の中で大声で「ヤッホー」と叫んだら、きっと心身ともにリラックスできることでしょう。
※貴重な写真を使わせてくださった友人の羅新興氏にこの場を借りてお礼申し上げます。
(台湾=記者・蘇燕)
(06/06/02 14:07)
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