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ポーランド首相、ダライ・ラマとの会見に積極姿勢

 【大紀元日本12月1日】ポーランドのドナルド・ドゥスク首相はこのほど、ダライ・ラマ14世との会見は最大の光栄であると示した。会見は12月初旬に予定している。また、ダライ・ラマはポーランドに到着する前にベルギーに立ち寄り、12月4日に欧州議会で講演を行う予定。

 BBCによると、ドゥスク首相は、「ヨーロッパの角度からみた場合、チベットの情勢は、欧中関係正常化にとって、大きな問題である」と示した。

 ダライ・ラマは現在チェコを訪問中で、ポーランド共和国第2代大統領レフ・ワレサ氏のノーベル平和賞受賞25周年記念式典に参加するために訪問している。一方、同じ式典に出席する仏ニコラ・サルコジ大統領は以前から、この機会でダライ・ラマとの面会を明らかにしている。

 これに対して、中国共産党(中共)は12月1日に開催する第11回欧中首脳会議を延期したが、その理由としてサルコジ大統領がダライ・ラマと面会するからだと明示した。中共外交部スポークスマン秦剛氏は、「この状況下で、欧中指導者間に良い雰囲気の会談はできないし、予期する目的に達することもできない」と強調した。

 秦氏は、チベット問題は中国の核心的な利益にかかわるとし、外国指導者がダライ・ラマと如何なる形での接触に対しても強く反対すると示した。

 ダライ・ラマは少し前に、亡命チベット人代表を亡命政府所在地のダラムサラに集め、今後の政策方針について話し合った。この会議に参加した大多数がダライ・ラマの提唱する「中道路線」政策を支持し、すなわち、チベットの独立を唱えず、平和の方法でチベットが中国内部での高度な自治権を獲得することであるとした。

 しかし、ダライ・ラマは会議の前後に度々中共側との対話に自信を失くしたと示した。チベット亡命政府議会副議長のジャリゾマ氏も後に、会議参加者の多くが北京側との対話を終結することを望んでいると示した。

 
(翻訳編集・余靜)


 (08/12/01 07:15)  





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