社会不安が強まる中国 襲撃・抗議事件多発で死傷者多数

2014/10/21 16:35
【大紀元日本10月21日】香港民主化デモの飛火が国内に広がらないよう、報道規制やネット情報検閲に必死の中国政府だが、大紀元時報記者は最近国内で多発する一部の襲撃・抗議事件の情報をまとめた。

 10日正午、新疆ウイグル自治区ホータン地区で襲撃事件が起き、警官複数名を含む死者8人のうち、2人はウイグル族で警察に射殺された (海外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」発表)。中国当局は妊娠中の警官1人の死亡のみを公表し、その他詳しいことは公表していない。

 11日、貴州省三穂県で数万人規模の抗議デモが起き、当局が武力排除を行った。電話取材を受けた住民の話よると、学生1人が死亡、数十人が負傷、十数人が身柄を拘束されたという (14日、本サイト報道済)。
三穂県政府庁舎前に集まったデモ隊 (ネット写真)



 12日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区巴楚で襲撃事件が再び発生し、22人死亡し、数十人が負傷した(米政府系放送局RFA報道)。中国当局は現時点でこの事件を公表していない (20日、本サイト報道済)。

 13日から広東省汕頭市潮陽区和平鎮中寨村で1000人あまりの村民が村の共産党トップの豪邸を包囲し、農地の無断売却、公金の不正流用などを訴え、抗議を続けた。15日警察が出動し、抗議者を退散させた。
共産党トップの豪邸に生卵を投げつけるなど、抗議する村民たち (ネット写真)



 13日、河南省駐馬店市駅城区で農地の強制収用に反対する農民数10人が100人あまりの治安当局者(城管)と衝突し、農民4人、城管12人が負傷したとみられる。ネット上では、衝突現場と負傷者を映した写真が多数公開されている。
河南省駐馬店市駅城区での衝突現場 (ネット写真)


河南省駐馬店市駅城区での衝突により負傷した市民 (ネット写真)



 14日、雲南省昆明市近郊の農村で土地強制収用に反対する農民が警官隊と激しく衝突する事件が起き、当局発表で死者8人(農民2人を含む)、10数人が負傷したという (17日、本サイト報道済)。

 15日、中国政府主催の大型貿易展示会「広交会」の初日から、開催地の広東省広州市で1万台あまりのタクシーの運転手が2日間のストライキを敢行。「当局のタクシー事業拡大政策への不満を訴えるため」という。

 16日、浙江省奉化市近郊の農民数百人が村幹部の不正を訴え、市政府庁舎前で陳情活動を展開したが、警官隊に武力排除され、数人が逮捕された。

(記者・顧暁華、古清児など、翻訳編集・叶子)


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