追査国際 新たな迫害犯罪責任の追及対象者リストを公開

2016/04/30 06:00

 法輪功迫害を国際的に調査追及している人権団体が4月21日、迫害の犯罪責任を追及される個人・団体の追加リストを公式サイトで発表した。

 この追及リストは、人権団体「法輪功迫害を調査追及する国際組織」(以下、追査国際)によって2004年12月9日に第一弾が発表されて以来、今回で9回目の発行となる。公式サイト(中国語)から全データが閲覧できる。

 追査国際が犯罪責任の追及対象として挙げているのは、迫害を指示し主導した元中国最高指導者・江沢民、並びに江沢民に追随して迫害政策を積極的に推進し直接あるいは間接的に迫害に関与した全ての人物、機関及び団体。例えば、「610弁公室」、「政法委」、労働キャンプ、刑務所、拘留中の学習者から臓器を収奪し、移植希望者へ提供した病院と医師、拷問や虐待を行った部門や個人など。

 全9回のリストに載った追及対象の個人および団体の合計数は、「610弁公室」関連が7716人、「政法委」関連が9816人、その他団体が1万4665、個人が5万3300人。

 証拠データを国際司法機関に送付

 追査国際は2003年1月20日、法輪功学習者に対する中国共産党の弾圧迫害に関する調査や情報収集を行うために設立された。以来、中国当局による不当な逮捕や拘束、拷問や虐待といった数々の人権侵害と犯罪行為に対して日々情報収集し、それらを公開することで学習者の救済を世界中に訴えている。

 データは定期的に更新され、各国政府や司法機関、メディア、国際刑事警察機構(インターポール)、国際司法裁判所に宛てて送付されている。こうしたデータは、世界各地で開かれている、迫害に関与した者を起訴する刑事裁判で重要な役割を担っているという。

 追及リストの公表 当事者に贖罪機会を与える

 追査国際によると、追及リストの公開後、名指しされた人物の多くから連絡を受けているという。同団体はリスト発表の際に「リストの公表は当事者に罪をあがなう機会を与えている」とコメントし、贖罪として迫害の証拠収集や告発を行うよう話している。

 このコメントの最後には「国際社会の正義の力と協調して、全世界で法輪功迫害に関わったすべての機関、団体及び個人を追及する。どこにいても、どんなに時間がかかっても、責任追及の手を緩めず、必ず当事者に法の裁きを受けさせる。世の人々に警鐘と教訓を残す」と記されている。

(訳注)

*「610弁公室」とは、1999年に江沢民前国家主席が、法輪功迫害政策を進めるために設立した政府機関を超越した特殊機関。

*「政法委」とは、中国共産党委員会が国や各行政階級の情報、治安、司法、検察、公安などの司法部門を主管する党内機構。

(翻訳編集・桜井信一/単馨)

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