江沢民告訴

元太子党の羅宇氏 習主席に再度の呼びかけ「江沢民の罪状追及を」

2016/12/06 12:00

 中国共産党の紅二代で、現在は米国在住の羅宇氏が習近平国家主席に対し再度の呼びかけを発し、江沢民の罪状追及を求めた。同氏は「法輪功迫害という人道に反する罪を江沢民に償わせないまま、習主席が独自路線を貫くことはできない」と明言している。羅氏は以前にも、江沢民を起訴し、江に法の裁きを下すことを全面的に支持すると発言している。

 羅氏は、昨年12月に海外の中国語メディアに『与習近平老弟商権(義弟・習近平君と協議したい)』と題する公開状を発表し、共産党による独裁政権を終わらせるよう習近平国家主席に訴えた。その後も同じタイトルの公開状を発表し習氏に呼び掛け続けている。今回はその第13弾である。

いまだ深刻な共産党内の腐敗

 今回の文章には、「六中全会(中国共産党第十八回中央委員会第六回全体会議)の公報に官僚の資産公開義務が盛り込まれることもなく、腐敗勢力が未だ大きな力を持っていることが示されている。海外ではごく一般的な最低限度の情報開示さえ、中国共産党では実施できない。共産党政権の腐敗がどれほど深刻であるかが如実に表れている。党総書記という立場にある習主席は今、巨大な汚職政党(との戦い)に直面している」とある。

 羅氏は、天安門事件に関与する鄧小平への責任追及と、法輪功弾圧政策に関与する江沢民への責任追及は決して避けて通ることはできないと主張している。そうしなければ、習主席自身も活路を見出すことができないからだ。

 羅氏はさらに、民主化の推進、言論自由の承認、一党独裁政治の廃止、司法の独立、民意による役人の選抜、軍の国有化などを段階的に確実に進める決意を固めるよう習主席に対し呼びかけた。

 今年6月に米国下院で、中国当局による法輪功学習者や良心の囚人からの臓器収奪に対する非難声明が全会一致で可決されたことについて、羅氏は中国共産党のトップ、総書記の座にある習主席は、こうした忌むべき犯罪行為がこれからも中国で行われることを容認してはならないとの見方を示している。

 法輪功学習者が続々と江沢民の告訴状を裁判所に提出していることについて、同氏は新唐人テレビの取材を受けた際に、彼らを全面的に支持すると表明している。さらに学習者らが「真・善・忍」を信仰することに何の間違いもないとする一方で、江沢民の法輪功弾圧政策が憲法に違反していると指摘した。

 一連の法輪功弾圧政策の中でも、羅氏は生きている人間から強制的に臓器を摘出することについて特に言及しており、臓器狩りは人道に反する罪であると指摘している。

 同氏はさらに、習主席が立憲国家を樹立し(訳注1)、江沢民の罪状について立件調査を進め、法に従い処罰することを全ての中国国民が望んでいると記している。また江沢民の影響力は習政権によりすでに封じ込められており、習陣営は、法輪功弾圧政策に関連する江沢民の罪状や汚職の証拠を大量につかんでいるはずだと分析している。

 また同氏は、既に失脚した王立軍が責任者を務めていた臓器移植技術を研究するための人体実験施設「現場心理研究センター」(訳注2)と、大連にある薄熙来が主導した死体加工工場について、習政権は独立した司法機関を設立し、これらの調査を進めるべきだと提起している。(訳注3)

民主化への5つのステップ

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