THE EPOCH TIMES

米GDP、第2四半期は4.1%増 個人消費と輸出が押し上げ

2018年07月28日 11時13分

[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)の速報値は、年率換算で前期比4.1%増と、2014年第3・四半期以来の大幅な伸びとなった。市場予想と一致した。個人消費が底堅かったほか、中国の対米輸入関税が発効する前に大豆の輸出が前倒しされ、輸出全体が拡大した。政府支出も加速した。

第1・四半期GDPは当初発表の2.0%増から2.2%増へ上方改定された。GDP算出に使う指標や計算方法の改良によるもの。

第2・四半期GDPは前年同期比で2.8%増。18年の上半期GDPは3.1%増だった。トランプ政権は年率の成長率目標を3%としており、今年はそれに届く見込みだ。

国内需要は4.3%増だった。

トランプ大統領は今週初め、米国が「地球で最も良い経済数値」を出しているとツイートしていた。

今回の統計発表では過去のGDP数値も改定されたが、これまでの経済の見方を変えるような変更はなかった。

米国は7月6日から、340億ドル規模の中国からの輸入品に25%の関税を課した。中国は、米国からの大豆やその他の農産物、自動車を対象に同等の報復措置を取った。

米国はまた、鉄鋼とアルミニウムにも追加関税を課し、カナダや欧州連合(EU)、メキシコ、中国など主要な貿易相手国は報復措置をとった。第2・四半期は、米国が輸出するモノに関税がかされる前に輸出を急ぐ動きが出た。下半期は貿易関連の押し上げ要因が薄れるとみられ、エコノミストらは第2・四半期GDPの好調な数字にそれほど重きを置かない方が良いと指摘する。

米経済は今年、1兆5000億ドル規模の減税政策や財政出動が追い風となる。一方、貿易摩擦や金利の上昇を踏まえると、このペースで成長し続けられるかどうかは定かでないとエコノミストは指摘する。景気刺激は来年のいずれかの段階で弱まる見込み。

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