中国:大連でも感染症爆発、おびえる市民

2005年08月31日 06時30分
 【大紀元日本8月31日】「希望之声」ラジオによると、瀋陽、ハルビン各地での高熱疫病発生に次いで、大連地区でも喉の痛み、頭痛、高熱など同じような症状の患者が先月から相次いで現れている。大連の各病院は現在、これらの患者で超満員になっているという。特に子供の患者が多い当疫病の対処方法及び薬品は未だになく、大連の市民は恐怖に脅かされている。

 大連の多くの病院は当症状に該当する病気の患者は現れていないとし、事実を否定しているが、情報筋によると、ほとんどの病院が同じ病状の患者で超満員になっているという。送られてきた患者のほとんどが子どもで、病名は不明、病院はあらゆる薬を患者に与えても病状は一向によくならないという。

 英国BBCによると、先日、広東省陽江市で新たな豚連鎖球菌感染4例が発見され、1人が死亡。中国政府側が発表した国内の豚連鎖球菌感染の蔓延は制圧されたという報道とは異なっている。

 また、8月13点xun_ネ降、深圳市近辺で2トンあまりの豚肉の緊急回収命令が発せられた。問題となった豚肉を食した市民に対し、すでに調査を行っているという。

 WHO(世界保健機構)は、四川で発生し感染症を引き起こした細菌がさらに悪性化した可能性があると指摘。中国当局がWHOに対して、感染者、死亡者、豚の血液及び体液のサンプル提出をしなかったため、疫病発生の情況は把握できていないという。

 UPI(Untied Press International)の報道によると、米国で新型伝染性ウイルスを研究する生物学者ニーマン氏は、今回の四川で起きた感染症は細菌によるものではないとした。理由として、通常の細菌感染では致死するまでの強いものにはならないと主張。病原体を明らかにさせるため、更なる試験分析が必要とした。

 中国側は未だに患者からのサンプル採集を外部機関に許可していないため、海外の専門家らは関連報道を通じて感染原因を推測するしかないという。ニーマン氏は、今回の中国国内における感染症の爆発に対して、エボラ・ウイルスによる発病の可能性もあると指摘した。

 海外の専門家らは、疫病に関する情報の透明化を図り、早急に患者及び感染した豚の体液サンプルなどを国際医学界に提供し、病原体を確定すべきだと中国側に呼びかけている。数億人の生命、安全問題に係わる伝染病を防止するために、中共当局は海外及び国内のメディアに対し、感染発生地区への取材を認め、実際の情況を公衆及び社会に対して公表し、自発的に監督するような効率のよい体制を作るべきだと主張している。
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