印刷版   

東京株式市場・前場=小反落、前週末の強地合いの反動で

 日経平均 日経平均先物9月限 

 前場終値 14810.79 -68.55 前場終値 14810 -110

 寄り付き 14815.86 寄り付き 14800

 高値/安値 14772.14─14847.06 高値/安値 14770─14860

 出来高(万株) 73481 出来高(単位) 30982

 -------------------------------------------------------------------

 前場の東京株式市場は、前週末の強地合いの反動で小反落。日経平均は、シカゴ日経平均先物安にサヤ寄せして軟調に寄り付いた。その後は、小動きに推移した。先物の小口売りに上値は重いものの、下値では押し目買いが入り底堅い地合いという。新興市場が堅調なことも支援材料となっている。

 前場の東証1部騰落数は、値上がり810銘柄に対して、値下がり779銘柄、変わらずが98銘柄となった。

 三菱UFJ証券投資情報部部長代理の山岸永幸氏は「前週末に大きく戻した後の反動でさえない展開になっているが、思ったより押しが浅い印象だ。日米とも株価は先週でいったん底入れしており、下値は限られる。新興マーケットもしっかりしており、個人投資家の動向も最悪期は脱したようだ。ただ、出来高が膨らまず、エネルギーに欠けるきらいがある」と語った。 

 また、金山証券商品本部長の川崎達行氏は「戻りが急なため、上値が買いづらいということもあり、伸び悩んだ格好。売り込むといった様子もなく、全体の流れとしては悪くはないだろう」と指摘した。

 市場では「小口の先物売りが断続的に出て上値が抑えられているものの、金融株などには外国人の押し目買いも入り、現物市場は底堅い。全般に下げ渋る動きとなっている」(大手証券エクイティ部)との声も出ていた。

 業種別では、ハイテク・自動車・銀行株などが軟調となっている半面、薬品・鉄道株が堅調となっている。

 個別銘柄では、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射するとの観測から防衛関連株が注目を集め、石川製作所<6208.T>が大幅高となっている。

 一方で、オリックス<8591.T>とオリックス不動産投資法人<8954.T>が大幅安。証券取引等監視委員会が16日、オリックス・アセットマネジメント(東京都港区)とオリックス不動産投資法人に法令違反の事実が認められたとして行政処分するよう金融庁に勧告したことが弱材料となった。

 [ロイター6月19日=東京] 

 (06/06/19 13:10)  





■関連文章
  • FRB、5.25%で利上げ打ち止めも=米有力シンクタンク(06/06/19)
  • 中国銀行、本土でのIPO仮条件を3.05─3.15元に設定(06/06/19)
  • 日経平均が200円を超える大幅な下落、米国株安受け(06/06/13)
  • 日経平均が底割れ、個人投資家の投げが下げを加速(06/06/08)
  • 日経平均が1万5000円割れ、05年12月1日以来(06/06/08)
  • アジア株式市場サマリー(2日)(06/06/03)
  • 東京株式市場・寄り付き=米株高受け自律反発(06/06/01)
  • 投信運用会社、新興国株式急落にも強気の姿勢強調(06/05/23)
  • 中国銀行、資金調達のため、香港株式市場に上場、(06/05/20)
  • 香港経済短信 5月14日(06/05/15)
  • 香港経済短信 5月10日(06/05/11)
  • 香港経済短信 5月3日(06/05/04)
  • 独銀行:鳥インフル感染に関連、石油価格暴落を予測(06/03/22)
  • 日銀:景気回復が続き、量的緩和金融政策解除か(06/03/08)
  • 日本:日経平均株価は下半期で50年ぶりの最大値上げ幅(05/12/31)