中国臓器狩り疑惑:香港議員、カナダの独立調査を支持

2006年06月20日 08時29分
 【大紀元日本6月20日】中国国内での法輪功学習者の臓器を生きたまま強制摘出しているという証言受け、カナダ法政界の関係者が独立調査団を立ち上げ、中共当局に現地調査を申請した件で、中国の人権状況を監視し続けている香港の人権派弁護士、立法会の何俊仁議員は、この調査を強く支持すると表明し、真相を明らかにすることは最も重要なポイントと述べた。

 カナダの外務省前アジア大洋州局長デビッド・キルゴア氏と人権弁護士デヴィット・マタス(David Matas)氏は、このほど独立調査団を成立させ、中国国内での生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する内情の調査に乗り出した。

 

 何俊仁議員は、3月から中国国内で法輪功学習者に対する臓器狩りの実態が証言されて以来、ずっと心を痛めてきたと心情を語り、関連調査は困難を極めているのだが、西側国家の法政界関係者が独立調査団を結成したことについて、同氏は、「非常に評価できる行動で、絶対に支持すべき」との見解を示した。

 独立調査団は6月始めに駐カナダ中国大使館に中国国内での現地調査の許可を申請し、6月中に中国に入国することを計画したが、中共政権からの返答はなかった。それについて何俊仁議員は、「もし中共政権は調査団メンバーの入国を拒否すれば、自信がない証拠」と指摘し、「中共政権はもし隠ぺいすべき事がなければ、独立調査団の現地調査を快く受け入れ、調査員が全面的に情報を収集し、証拠を集め全世界に真実を説明できる。もし中共政権が法輪功学習者の臓器狩りの告発は事実無根であると否認するのならば、なおさら独立調査を歓迎すべき」と述べ、中共が臓器狩りの告発に対処する責任があり、この政権が独立調査を拒否する限り、彼らの臓器狩りの疑惑が益々深まると見解を示した。

 何俊仁議員は、人間として、現代社会において生きている人の臓器を強制摘出する行為を容認し難いと語り、「人権を侵害するだけではなく、人性が絶滅した行為である・・・国家と民族の恥である」と非難した。

 同弁護士は、迫害を受けている被害者が公で証言すると同時に、全力でこの暴行の再演を制止すべきとの見解を示し、最も有効的な制止手段は、臓器狩りの真相を暴露し続けることだと提言した。

 「中共政権は真相の暴露を恐れているならば、当然国際社会による独立調査を拒否する」と語った。

 カナダの独立調査団は、すでに大量の情報を入手したと明かし、例え現地調査の許可が下りなくても、早ければ6月末に調査報告を公表するという。

 何俊仁議員は「もし臓器狩りの事実が証明されたら、中国政権の多くの高官は逃れない責任がある。彼らは共犯者だからだ」と力説した。

(記者・李真)



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