サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は9日、当地で決勝戦のフランス―イタリア戦を行い、イタリアが1―1で迎えたPK戦を5―3で制し、1982年のスペイン大会以来、24年ぶり通算4度目の優勝を飾った。
試合は前半7分、今大会を最後に現役引退するジダンがPKを決めフランスが先制。しかし、同19分にイタリアのマテラッツィが同点ゴールを決め、1―1のまま90分を終了。
延長後半5分にジダンがマテラッツィと口論の末、頭突きをし、退場処分になる波乱の展開がみられたが得点はなく、勝負はPK戦にもつれ込んだ。
PK戦でフランスはトレゼゲが外したが、イタリアは5人全員が決め、接戦をものにした。
(ロイター7月9日=ベルリン)
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