修道女射殺事件、ローマ法王発言に対する報復か

2006年09月19日 09時43分
 【大紀元日本9月19日】ローマ法王ベネディクト16世のイスラム教に関する発言に対して、イスラム諸国から激しい非難の波が押し寄せる中、ソマリア首都のモガディシオにある小児病院で9月17日、銃を持つ2人組が乱入し、イタリア人修道女とその身辺護衛を射殺した。

 病院の医療管理者の話によると、修道女のシスター・リオネラ(63)は医学生に授業し、教室を離れた直後に、護衛と共に2人組に銃撃され、護衛が即死し、背後から5発撃たれた修道女が緊急手術中に息を引き取ったという。

 この管理者は、病院の警備員が逃走しようとした2人組に発砲し、1人が逃走したが、もう1人を拘束し、イスラム教民兵に身柄を渡したと話した。動機などはまだわかっていない。

 イタリア新聞社の報道によると、バチカンの報道責任者は、今回の銃撃事件は、非常にショッキングなことであり、これが偶発的な事件であることを祈っているという。

 一方、この事件と同じ日に、ヨルダン川西岸にあるカトリック教会に、火炎瓶と火のついたタイヤが投げ込まれた。今回の教会襲撃によるけが人はいないが、2箇所の教会が大きな被害を受けた。

 イエスの降誕地であるベツレヘムで、パレスチナ警察と治安の責任者は、「私達はすでに防止措置をとってベツレヘム地区の教会を保護しており、ローマ法王の発言による誘発した攻撃行為を厳重に警戒している」と語った。

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