印刷版   

不安定な中国株式市場、アジア経済に影響及ぼす可能性=渡辺財務官

 渡辺博史財務官は31日、中国株式市場の不安定な動きは、中国経済を広範囲にわたって若干減速させ、日本を含むアジア近隣諸国の経済に間接的な影響を及ぼす可能性がある、との認識を示した。

 CNBCテレビに語った。

 渡辺財務官は「中国経済が株式市場からの変動によって減速するなら、韓国や台湾、香港、さらに一部の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など周辺地域にマイナスの影響をもたらす可能性がある」と述べた。

 さらに「そうなれば、間接的な影響が日本経済の将来に及ぶことが考えられる」と述べた。ただ日本経済については「非常にしっかりした回復軌道に乗っている」との見解を示した。

 日本の経済成長見通しについては「1.5%から2%の間の潜在成長率を示す基礎的データがある。つまり、2.4%の成長は、潜在成長率をやや上回っているということだ」と述べた。

 日本の1─3月期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比0.6%で、予想の0.7%をやや下回った。年率では2.4%で、9期連続のプラス成長となる。ただ、10─12月期の5.0%(改定値)は下回った。

[ST GALLEN(スイス) 31日 ロイター]

 (07/06/01 10:17)  





■関連文章
  • 不安定な中国株式市場、アジア経済に影響及ぼす可能性=渡辺財務官(07/06/01)
  • 07年の世界経済成長は3.4%に減速=国連(07/05/31)
  • 中国は人民元の上昇ペースを速める必要=米財務長官(07/05/23)
  • 中国の貿易政策めぐる国内の不満を米財務長官が警告(07/05/23)
  • 香港長江グループ会長、中国株式市場バブルを懸念(07/05/20)
  • 中米間の経済面での緊張、対話での解消望む=中国外務省(07/05/16)
  • 上海・深セン株式市場=上伸、バブルへの懸念高まる(07/05/10)
  • 今年の米ハリケーン被害、例年以上となる見通し(07/05/09)
  • サルコジ氏の仏大統領当選、株式市場への影響は限定的か(07/05/07)
  • さらに歪む中国の経済構造(07/05/04)
  • アジア株に外国勢戻る、最高値更新で割安感薄れたとの声も(07/04/26)
  • 中国メーデー休暇、旅行者は過去最大の1.5億人に(07/04/26)
  • 中国株式市場、上海総合指数が最高値更新(07/04/23)
  • アジア株が軒並み反発、上海株は2.87%高で前場終了(07/04/20)
  • 中国四川省:暴風とひょうで、大規模な被害発生(07/04/19)