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ローマの大気中にはコカインの粒子=イタリア学術会議

 イタリアの首都ローマの大気中には、カフェインやたばこの成分にくわえ、コカインやマリファナの粒子も含まれていることが分かった。イタリア学術会議(CNR)の研究者らが30日に発表した。

 これら薬物の空中濃度が最も高かったのは、サピエンツァ大学の周辺。ただ、CNRのアンジェロ・セシナート博士は、学生が気晴らしに薬物を使っているせいだと結論付ける見方には慎重な立場を示している。

 研究者らは今回の調査について、コカインの粒子が都市の大気中に漂っていること示す世界初の試みだと指摘。ローマのほか、同国南部のターラント、北アフリカのアルジェでも空気のサンプルを採取したとしている。

 その結果、ニコチンとカフェインは3カ所に共通して発見された。また、ローマの大気中で見つかったコカイン粒子は、最も濃度の高かった冬季で1立方メートル当たり0.1ナノグラム(1ナノグラム=1グラムの10億分の1)だった。

 CNR大気汚染研究所のイボ・アッレグリーニ博士は「たとえ低濃度でも、これらの汚染物質が公衆衛生に深刻な影響を与える可能性が裏付けられた」としている。

[ローマ 31日 ロイター]

 (07/06/04 16:35)  





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