欧州議会:中国の人権と信教の自由に関する共同記者会見

2007年10月15日 11時18分
 【大紀元日本10月15日】欧州議会は10月10日午前、中国の人権と信教の自由に関する記者会見を開いた。スコット副議長が司会を務め、「国境なき人権」(Human Rights Without Frontiers)のフォトレ主任や、欧州議会のトマス・マン議員、イスタバン・センティマンニ議員などが参加した。

 スコット副議長は、EUのペッテリンク議長に書簡を提出し、中国当局による法輪功修煉者および人権弁護士・高智晟氏などへの持続的迫害を問題提起したことを挙げ、迫害の状況および1999年以降3千人以上の修煉者が拷問され死亡したことに関する報告書を、国際刑事裁判所事務局に提出したのを明らかにした。同裁判所の提案に応じ、欧州議会はジェノサイドの国際公約に基づいて、正式な文書を提出する予定。

 欧州連合と中国当局の人権対話は10月15日に北京で開かれる予定。スコット副議長は中国当局に対し、対話するまでに法輪功修煉者の曹東さんと張蓮英さん、人権弁護士・高智晟氏の釈放を要求した。欧州連合は今回の人権対話で、上記の迫害事案を提起する見込み。

 記者会見では、中国国内の人権活動家・胡佳氏と李白光氏が国際電話で飛び入り参加した。

 胡佳氏は、中国の人権と2008年北京五輪への見方を説明、高智晟氏の近況を報告、中国当局はオリンピック開催のために、更なる人権侵害を起していることや、近く開催する予定の第17回党大会を前に、数万人以上を拘留、強制送還、軟禁しているなどと指摘、これらの問題について、欧州連合は中国当局を非難すべきと述べた。

 李白光氏は、オリンピックは中国当局による人権迫害のチャンスになってはならないと指摘した。

 「国境なき人権」のフォトレ主任は声明文を発表、中国の人民が依然迫害を受け、大勢の人々は宗教と信仰のため拷問と弾圧を受けていると指摘、国際社会が中国当局の素顔を暴かすべきと進言、すべての民主国家の首脳と政治家に対し、北京五輪に参加すべきではないと求めた。

 
(記者・李孜、翻訳/編集・叶子)


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